FC2ブログ
耽溺 39
2016-02-01 Mon 18:00


このお話はフィクションです

二人のキャラが若干崩壊しています
ご承知おきください





革張りの柔らかいヘッドボードにもたれている俺に更にもたれたMAXがポツリと呟く



「お腹すいた……」



夜に続けて朝から身体を繋げ
気付くと時計の針は10時を指していた



『何か食いに行くか?』



MAXの髪を弄りながら聞いた



「っていうか、ユノ仕事行かなくていいの?」


『俺、今さ、冬休み中なんだ』



ヒチョリヒョンに急に決められた冬休み



そのおかげでMAXの事務所にペンの女の子達と同じように張り込み、もう一度会う機会を得て、こうして想いを通わせる事が出来た



MAXがウェブニュースのインタビューで「お気に入りはチルチュの服」と答えた事が影響してショップに客が押し寄せたらしく



冬休みをもらった翌日にはヒョンから



〈冬休み撤回!!早く出てこい!!〉っていう電話があったけど



『ヒョンごめん、俺今さ済州に来てる』って嘘を吐いた



実際は、市内のMAXの事務所と家とを往復する日々だったんだけど



「ヤダ、面倒くさい。ユノと家に居るぅ~~!ピザでもとろう」



そう言ってMAXはスマホでテキパキと注文を済ませた



「僕、ユノにいっぱい愛されたからなぁ~お肌ツヤツヤだよね、きっと」



MAXは、そんな乙女みたいなことを言って、スマホのカメラを内側にして自分を見ていた



『1日でそんなに変わるかよ』



俺は思ったまま言う



「変わるよ~!だってユノも、なんだかピカピカしてるよ、お肌が」


『え、マジで?』



俺もMAXの持つスマホで自分を見ようと顔を近づける



〈パシャッ〉



その瞬間
MAXは俺の頬にキスをしながらカメラのシャッターを切った



『おま、おま、……おまえ今何した……』


「うふふ…見て、ユノ。ラブラブツーショットが撮れました♡」



撮れました♡…じゃねー!!
俺はそのセルフィーを消そうと、必死にスマホに手を伸ばす



『寄越せ!そのスマホを!!ハダカで男にキスされてる写真なんか残したらヤバイってばっ』


「正直なところ、ユノより僕の方がヤバイけどね~」



MAXはそう言って、スマホを持って逃げていった
だから…パンツ履いていけってばッ!!!



スーパースターのシム・チャンミンがスマホ持って全裸で走り回る姿は、ちょっと…アレだろ



仕方なく自分はパンツをしっかり履いてから、やつのパンツを持ち慌てて追いかけた



なんなんだ、本当に…



リビングのソファーのところで俺に捕まったMAXは、スマホをがっちり両手に掴んで離さない



だから何故か俺がやつにパンツを履かせるという羽目になった



まさかこんな歳で、同じくらいの年齢の男にパンツを履かせることになろうとは…



「ユノ、今更だけどちゃんと連絡先交換してね。それから、事務所の前で待つのはもうやめて」



MAXはそう言って、俺に抱きついてきた



『わ、わかったからもうヤメロってば。さすがにもう、出るものも出ないよ』


「あー!ユノったら、まさかまたエッチする気だったの?!ヤダ~!僕にメロメロじゃん」



MAXはそう言って、俺の肩をぱちぱち叩く
俺はその手を掴んでやつの鼻にキスをした



『メロメロだよ。悪りぃーか』



俺は気持ちを正直に言って着替えを取りに行く
ピザ屋が来た時にさすがにパンイチでは出られないからな



バスルームに置いてあった服を着て、リビングに戻ると



MAXはさっき俺が鼻にキスをした時の体勢のまま惚けたようになっていた



寝室に急ぎ、やつの服を持ってきて慌てて着させる
こいつは何から何まで世話がやけるな!



いくら俺がアパレル勤めで服を着させる事に慣れてるとはいえ、マネキンが腕も外せるし胴体も外せるのに対して



おまえは、生身の人間だ
しかも、細いとはいえ俺より背が高いときた
…非常に手間がかかる



MAXは魂が抜け落ちたかのようにおとなしく、俺にされるがままになっている



おそろしいくらいのハイテンションで全裸のまま逃げていった元気はどこいったんだよ、ほんとに



「ユノ……」



なんだよ、そんな潤んだ目で見んなって
昨夜のおまえを思い出しちゃうだろ…



「僕も……ユノにメロメロだよ」



MAXはそう言って、俺にしがみついてきた



全く…可愛いやつだな
さっきから惚けたようになってたのは、そんなことを考えてたんだな



だから
俺の方がそんなおまえに、ますます夢中になっちゃんだってば…



やべーな
ほんとにキリがない



出るものは出ないけど、こんな感じになるとすぐ頭の中がカァッと熱くなる



仕事からの帰りの電車の中で
場所を考えずにイチャイチャしてるアホなカップルに舌打ちした事もあったけど



今は、そんなことも理解が出来そうだ



「ユノ……好き……」



MAXはそう言いながら俺に腕を絡めて
さっきの仕返しとばかり鼻にキスをしてきた…





ランキングに参加しております
ポチッと応援していただけると嬉しいです

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村
別窓 | 耽溺 | コメント:10 | ∧top | under∨
耽溺 38
2016-01-31 Sun 18:00


このお話はフィクションです

R18表現を含みます
ご注意ください




さっきまでは



小悪魔みたいな可愛い顔をして
「僕だけのものだもん」なんて言いながら、俺のものに頬擦りしていた男が



妖魔を思わせるような艶めいた顔をして
口いっぱいにまで質量を増した俺の分身を愛撫している



赤くなるMAXの可愛い耳を甚振って主導権を掴んだ筈だったのに



俺の胸の飾りを指で弄び始めたやつは、味わったことのない官能に驚いて俺が一瞬怯んだ隙に



顔を俺の中心部に移動させた



まだ柔らかかったそれは、やつの行為によって情けなくもあっさりと硬さを持つ



MAXのザラザラした舌が螺旋状に動くだけでも目の前がチカチカするのに



時に指を筒状にして上下に動かされ、その下に垂れ下がるものをもう片方の手のひらで転がされて、あっという間に達しそうになった俺は



MAXの口から逃げようと腰を引いた



「ユノ…ダメだよ。もう逃がさないんだから」



MAXはそう言って



自身の唾液と、おそらく大量に漏れ出ていたであろう俺の淫液で濡れる口元を手で拭う



そんな仕草が俺にとってひどく煽情的で
思わず顔を背けた



MAXは、枕に寄りかかる俺に跨るようにして
自分のものと俺のものとを擦り合わせてくる



彼の口で愛されていた俺のものはしっとりと濡れたままで、MAXのそれと合わさって奇妙な刺激を生む



「……ぁ…ふぅ……」



妖しく腰を揺らして、自分のものを良いように俺のものと擦り合わせ、生じた快感にMAXから溢れる甘い声が、より一層俺の脳を刺激する



最初にこいつの事を可愛いと意識した時に感じたけれど、どうも俺はこいつのギャップに弱いらしい



俳優としてCMに多く出るようになってから、雑誌でも笑顔の写真が多いけど



俺が最初にこの男に目を奪われたのが



トレンドの服をかっこよく着こなしながら、その大きな瞳に男の色気を色濃くしポーズをとっていたクールなMAXだった



愛読する雑誌に載っていた
うちのブランド…チルチュの光沢のある黒いスーツに、締めたネクタイを緩く着崩して



長めの前髪を掻き上げるようにしてカメラにおさまったMAXの写真



その姿になんとも言えない衝撃が走った事を思い出す



その男が俺の上で
ツヤのある声をこぼしながら
快感を貪っている姿に猛烈な劣情を覚える



俺の前で目を瞑り、口を半開きにしているMAXの後頭部を掴み引き寄せて、強引にキスをした



口の中にも性感帯があるということを
MAXとのそれで初めて知る



それを表すようにお互いのものから愛液がとろりと溢れだして、合わさるそこからいやらしい水音が聞こえてくる



俺は口づけを交わす隙間に自分の指をねじ込み、2人の唾液を纏わせて



愛しい男の背中をつたいおり、昨日俺を深く飲み込んだそこにゆっくりと埋めた



官能に悶えるMAXの顔が見たくてキスしながらも開けていた俺の目に



指を埋めた瞬間切なそうに眉を下げるMAXの表情が映って、俺の箍は一気に外れた



2人の身体の間で揺れていた分身を握り、指を抜いたそこに宛てがう



MAXもまた
箍が外れた俺のことを見抜いたかのようにいやらしく笑って



宛てがっていた俺のものを
自分からゆっくりとのみこんでいった



俺の首に腕を絡ませて
自分の腰を揺らすMAXの妖艶さに
昨夜感じた不安がまたも蘇る



この男に溺れる自分を恐ろしく思いながらも
それを歓んでいる自分も居て
もう何かを考えることからも逃げたくなる



ただ、快楽にのめり込むだけならまだしも
俺はシム・チャンミンという男の全てに溺れてる



好きだ
愛してる、チャンミン



悩むことよりも



今はただ、チャンミンの愛を貪ろう



『チャンミナ…愛してる…』



そう耳元で囁いて
俺は下から…愛しい人を突き上げた





ランキングに参加しております
ポチッと応援していただけると嬉しいです

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村
別窓 | 耽溺 | コメント:8 | ∧top | under∨
耽溺 37
2016-01-30 Sat 18:00


このお話はフィクションです

BL表現を含みます
ご注意ください




ひとつになったという喜びが
こんなにも深いものだと思わなかった



愛おしい男は
俺の下でしばし快感の余韻に震えたのち
あっという間に夢の中に落ちていった



俺は、軽くシャワーを浴びさせてもらったあと
バスルームからお湯を運んできて



吐き出したものや汗やらでベトベトになっていたMAXの身体を綺麗にしてゆく



そんな行為すらも
今の俺にとっては幸せ以外の何物でもない



男として
愛している相手を自分のものにしたという征服感はもちろん感じたし



初めて男を抱いたという性的な興奮も感じた



MAXを有名人だから、と特段意識していたわけではないけれど



あのシム・チャンミンが俺だけのものになったという優越感も、正直なところ感じている



でも
一番は



身体をひとつにしたという事実
愛する人と結ばれたという幸せな事実だ



今までそれなりに付き合った人もいたけれど
MAXほど俺をストレートに愛してくれた人っていたのかなと思った



MAXは純粋に俺へ思いをぶつけてくれた



今思えば、彼の仕草や言葉のひとつひとつに、それが現れていたと思う



そして俺もまた
もう引き返すことが出来ないくらい
彼を愛していると気づく



MAXとの3度目の夜は
好きだ、という気持ちのさらに上の感情があると思い知らされるものだった



チャンミン…



意気地なしっておまえに言われたけれど
その通りなのかもしれないな



今日もまたギリギリのところで一瞬迷いが生まれてしまったのは



その行為が、おまえの身体を傷つけてしまうのではないかという不安とともに



知ってはいけない世界に足を踏み入れてしまうことへの不安と



おまえと…離れられなくなるんじゃないかという不安を感じてしまったからなんだ




おまえに完全に溺れちゃったよ



その笑顔に



その純粋な心に



そして
俺に禁断の快楽を味あわせた、おまえの身体に…



俺は
完全に虜にされたと思う



おまえを失う時が怖い…
そう思う俺は、MAXの言う通り意気地なしだな



始まったばかりなのに、終わりのことを考えてしまう自分に嫌気がさして
頭を2、3度振ってからベッドに潜り込んだ



暖房は効いているけれど
裸のままは風邪を引きそうだ…



俺は眠っているMAXのことを抱き寄せた



裸でも
お互いの体温があれば服なんて無くていい…



MAXから伝わる温もりが心地よくて
…俺は自然に目を閉じた



俺の胸元で眠るMAXから聞こえてくる穏やかな寝息が最高の子守唄となって



俺もあっという間に眠りについた





ンッ…バカ、ヤメロって


1匹の可愛い子猫が、座っている俺の周りにじゃれついて


あろうことか股間に頭を擦り付ける


可愛いくせにそんなコトすんなよっ!


ぞわぞわした感覚に…俺は慌てながら
そう子猫に叫んだ……





「イヤダ。もうココは僕だけのものだもん」



…だもん?!



MAX?!?!



可愛い子猫だと思ったのは
親の意思とは裏腹に朝から勝手に元気になる、息子に頬擦りをしているMAXだった



『うわー!おまえ何やってんだよ!』


「何やってんのって、ユノのコレを愛おしんでるんでしょう?見たらわかるでしょ、バカなの?」


『おまえ、また年上に向かってバカって言ったな!』



俺は慌てて手を伸ばし、今にも息子を口に咥えようとしていたMAXを引っ張りあげる



昨日裸のままで眠ったから
引っ張りあげた裸のMAXを裸の自分が抱きかかえるようになって



やっぱりこいつが愛おしくて
思わず俺からキスをしてしまう



昨日結ばれた思いは、まだ冷める事を知らず
そのキスは必然的に、糸を引くような濃密なものへとなってゆく



「ユノ……」



息を吐く隙間すら見つからないほどのキス
その合間に溢れる愛おしい男の声に身体が震えた



自分の上に乗せたMAXの背中を手のひらで撫で回し、素肌の感覚を楽しむ



キスを小休止させ、夕べ見た時に真っ赤になっていた可愛い耳に口づけた



俺の舌が這えば
そこはまたほんのり赤みを帯びて



そんなこいつが可愛くて
もっと意地悪をしたくなっちゃうんだ



くちゅくちゅっとワザと音を立てながら耳の中に舌をねじ込んだ



「んっ…ふっぁ」



普段のちょっと低い声とは裏腹な
鼻にかかった甘い声が聞こえてきて



俺は
頭が真っ白になった



おまえとともに踏み出してしまった〈耽溺の道〉



今はもう…
引き返すことは出来ない……





ランキングに参加しております
ポチッと応援していただけると嬉しいです

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村
別窓 | 耽溺 | コメント:6 | ∧top | under∨
耽溺 36
2016-01-29 Fri 18:00


このお話はフィクションです

R18表現を含みます
ご注意ください




side MAX



僕がユノの指を導いた先は
まだ全てのものの侵入を拒絶している



ユノはあの夜と同じように
黒曜石みたいな瞳で僕をじっと見つめていた



ユノは男を知らないはずだけど
きっと男同士のセックスはそこを使うってわかってると思う



僕はあの晩、自分でその場所にユノを受け入れるための準備を施して



彼の見事なくらいに立派にそそり勃ったものを導いた



結局あの晩は、寸前でユノに拒否されるという屈辱を味わう事になったんだけど……



ユノは
僕を見つめたまま固まっている様に見えた



さっきまで、僕にあんな快感を与えていたと思えないくらいピクリとも動かない



もしかして…またここでやめるなんてこと、ないよね?



僕を好きなんでしょう?



「ユノ……」


『MAX…俺さ、おまえがすごく好きだ。だからおまえを抱きたい。でも…おまえを傷つけるのがこわいんだ…』



ユノはそう言った



心を傷つける、ということではなく
僕の身体を傷つけるのがこわいということだろう



あなたの
そんな感じの優しさがすごく好き



でも今は、むしろ逆効果だよ



「ユノ…あなたのその言葉の方が今、僕を傷つけてるのがわからない?


………ユノの意気地なし」



2回もギリギリのところで拒否されるなんて
そんなの僕のプライドが許さない



僕は、そう言ってベッドを出ようとした



『……くそッ!』



ユノはそう呟いて、頭を振る
そして僕の手を引いてベッドに抑えつけた



『カッコ悪いけど…意気地なしになるくらい、おまえが好きだ。MAX、いや、チャンミン……おまえが好きなんだッ』



そこからは



僕の髪の毛の1本1本から爪先までもが
この愛する人に支配され、征服されてゆく



今までのそれが子供騙しだったかのような激しいキスがユノから与えられ



ユノの指が
あれほどにまで全ての侵入を拒絶していたそこに埋め込まれて



まるで僕の中がこの人の指の動きに合わせるかのように形を変える



何かを受け入れるところではないというのに
彼の全てを待ち望むように蠢いた



ユノは利き手の指で僕の中を翻弄し
あのエロティックなホクロが施された右手で僕の頬を撫でる



僕の体の奥にある、禁断の快楽を引き出してしまうその場所に



知っていて探り当てたとは思えないけれど、ユノの長い指が触れてしまい…僕は自分でもびっくりするくらいの嬌声をあげて仰け反った



顔を動かし愛おしい人の指を自分の口に入れてしゃぶり尽くす



そうでもしていないと、頭がおかしくなりそうだった



僕の嬌声とそんな行為に刺激されたかのように、ユノの指の動きが激しくなり…そして急にその指を僕から抜いた



自分の指をしゃぶる僕を見下ろしながら
ユノは僕の足を深く折り曲げ



そして彼の中心で脈打つそれを、指が抜かれて妙な喪失感にヒクついていた僕の中に打ち込んできた



「あぁ…ッ!」



僕自身をユノが貫くその衝撃
粘膜の焼けるような熱さと、やっとひとつになれたという喜びで目尻から涙が溢れた



ずりあがる僕をユノは頭を抱えて押さえ、そしてさっきまでの激しいキスとは一変した溶けるくらい甘いそれが降ってきて



そのキスのリズムと合わせるかのようにユノはゆっくりと腰を動かした



ユノ…ユノ…
僕はもう、絶対にあなたを離さない



それを表すように律動を続ける彼に足を絡ませる



ユノのものが入ってきた時の痛みで萎えていた僕自身も、ユノの身体に挟まれてちりちりとした刺激を受けながら硬さを取り戻す



彼の指だけでなく、彼の分身までもが
僕だけのために誂えたかのように僕の中に収まって、そして官能の場所に少しずつ触れてきて



ユノの身体と足を絡めた自分の身体に挟まれた僕のものからは、とろとろとしたものがあふれ出しそのせいで余計に刺激的な快感が僕を襲う



ユノ…



あなたひとつになれた喜びは
あなたから与えられる悦びになって
僕を溺れさせてゆく



抜け出せない深みにはまっていくような
そんな恐怖にかすかに怯えながら



動きを加速させるユノの動きに揺すられた僕は
声にならない声とともに白濁の液を吐き出した



そして
僕の胸にポタポタと
ユノの汗が落ち出してから程なくして…



僕の最奥の場所に
愛する人の全てが注がれた



僕とユノが過ごした3度目の夜は



ようやくひとつになったという幸せとともに



2人の〈耽溺の時〉が
始まった瞬間だった……





ランキングに参加しております
ポチッと応援していただけると嬉しいです

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村
別窓 | 耽溺 | コメント:9 | ∧top | under∨
耽溺 35
2016-01-28 Thu 18:00


このお話はフィクションです

R18表現を含みます
ご注意ください




side MAX



ユノの大きな手のひらが僕の胸を撫でまわして



手のひらが往復される度に僕の胸の小さな突起が、硬さを帯びてくる



それに気づいたのか
僕の首筋に顔を埋めていたユノの顔が舌を這わせながら下りてゆく



「ふ…ぅ……っ」



ユノの温かい舌が、その突起を弾いた瞬間
僕の口から漏れる吐息



こんな色づいた声が僕から出るなんて…



その声を一番間近で聞いていたその人は
その反応を得たからか
僕のそこを執拗に舐めまわす



時に舌を鋭角に尖らせ…時にその柔らかい唇で挟み込むユノ



ユノが時々、僕の突起を舐めていることを見せつけるように僕を見上げるその顔が、月明かりに照らされる



その表情は、今まで僕の強引なアタックに目を白黒させていた人と同じ人と思えないくらい、艶かしくて



彼のその顔と、自身への刺激が相まって
自分の中心が熱くなっていることに気づく



そして
僕に重なっているユノのそこも
僕以上に熱くなっていた



ユノの背中に回していた手を
その場所に滑らせる



ゆっくりと彼の中心に到達した僕の手はユノの熱い分身を握った



『……っ…くっ』



僕のふたつの胸の突起を
片方は指で、片方は舌で愛撫し続けていたユノから溢れた息に、僕の頭はクラクラした



跳ね返る弾力を確かめながら、ゆっくり揉んで
そして指で作った輪を上下させる



ユノは、その刺激に驚いたのか自分が施していた行為をやめ、そして急に僕の両肩に手を添えて上体を起こさせた



『あの時はおまえにされるがままだったけど、もう…そうはさせねーからな』



そう言って、僕の唇の脇に軽く口づけたユノは
僕を枕に寄りかからせその前に座り、僕の膝を大きく左右に割った



暗闇に助けられているとはいえ
大きく開脚させられた自分の姿に一瞬訳が分からなくなった



「……ゃっ…」



一気に襲いかかる羞恥心に声も掠れて
慌てて足を閉じようとするも、間に身体を入れてきたユノに遮られる



そしてユノは
あの夜、僕がこの人にした様に



僕の中心で既に恥ずかしいくらい勃ちあがっていたソレを口に含んだ



「あっ……」



嘘…ユノが、僕を…



自分の足の間で揺れ始めるユノの頭に
視覚だけで感じたことのない快感を覚えた



ユノはノンケだった筈なのに…そう思うと無性に申し訳ない気持ちになる



でもその気持ちはすぐに
ノンケだった筈のそのユノに与えられた刺激で真っ白になった



完全に硬くなった根元からゆっくり舐めあげられて、唇の裏で擦られる度に目の前がチカチカした



「……んっ…ユノ……」



浅ましくもその快感を貪ろうとして、愛しい人の頭を掴んでしまう僕
ユノはそんなこともおかまいなしに口淫を続ける



あの夜やけに目を奪われたユノの口元のホクロが
僕の分身のくびれを往復する度に強調されている気がして



あやうく彼の口に欲を吐き出しそうになった



このままじゃあ、僕
もうダメかもしれない…



ユノの頭を遠ざけようと、手に力をこめる



するとユノは
僕の顔を見上げて
いやらしく…ニヤッと笑ったんだ



「つ…ッ…!」



次の瞬間
僕の太腿の付け根に、ユノは噛み付いた



僕があの夜
ユノが僕を忘れないために付けた〈おまじない〉
今度は自分にそのおまじないをされちゃった



そんなことしなくても
僕があなたを忘れちゃう事なんてあり得ないのに



『あの時のは…どんな意味だったのかわかんねーけど。俺が付けたコレは、大スターMAXは俺のモノっていう証ね』



そう言ってまたニヤッと笑うんだ



なんなの…もう…
あんな快感を与えてくれた後に
そんな言葉って



ユノ…あなたは
本当にズルい人



僕を本当にあなたのモノにするのなら…
噛みついて、印をつけるのではなく



僕の中を



僕自身を貫ぬかなくちゃダメだよ



僕はさっき、あるかどうか確認したそれを取り出して、自分の手のひらで温め



そしてユノの左手をいだき、彼の指に纏わせる



されるがままになるユノと見つめ合いながら
ユノの指を僕のソコに導く



あなたを受け入れるための
ただ、ひとつの場所に…






ランキングに参加しております
ポチッと応援していただけると嬉しいです

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村
別窓 | 耽溺 | コメント:8 | ∧top | under∨
BACK | HOME | NEXT