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縁結 第2章 ~至愛 番外篇 15~
2016-12-26 Mon 18:00


このお話は「宮~love in palace~」のパロディです
ご承知おきください




side Crown Prince Yunho



チャンミンはズルい
ほんと、その一言に尽きる



ただそこに居るだけで、俺には十分眩しい存在だ
それなのに…俺をどうしようって言うんだよ



トラの着ぐるみを着た俺と同じことを考えていて、バンビのパジャマを着たチャンミン
笑顔を向けられただけで、その可愛さにノックダウンされた



バンビの着ぐるみ姿になり、ウルウルした眼で俺を見ながら小首を傾げる様は…
彼の得意技であるコブラツイストよりも鋭く俺に襲いかかる



あっという間に下半身に熱が篭るのがわかった



それだけで熱くなる自分のアレも情けないけれど
俺も若いんだし仕方ないだろ…
いいや、そうじゃない!若さというか…これは全て可愛すぎる我が妃のせいだ!



その上
一緒にお風呂に入ろう、なんて耳を疑いたくなる様な爆弾を投下するだから



意図してやってる訳じゃないのは百も承知だ
だからこそチャンミンのテミンとは違った、その天然小悪魔ぶりが癪に触る



これ以上俺を振り回してどうすんだよっ!



あれこれ違う方向に思考を向けて何とか理性を取り戻し、着替えを取りに自分の部屋に戻った俺



再びチャンミンの部屋に戻るとそこに待ち受けていたのは
可愛すぎる我が妃の、可愛すぎる姿だった



バンビの着ぐるみで床にぺたんと座り込んだチャンミン
自らが言いだした「一緒にお風呂に入ろう」という爆弾発言に照れて、腰砕けになった様だった



なんか、もう…完敗だと思った
チャンミンのために俺が色々考えていたサプライズが霞んでしまうほど



チャンミンの強力過ぎる“天然サプライズ”を
お見舞いされた気分だった



彼が自然に振る舞う事自体が
俺には嬉しいサプライズなんだって思ったんだ



案外手のかかる、俺だけのお姫様…
そんな風に言った俺を見上げたチャンミンに軽く口づける



ちょっと赤く染まった
可愛い頬っぺたの一番ツヤツヤした所へ…



彼本来の恥ずかしがり屋が前面に出ている以上
ここは俺から冗談を言って、少しでも照れてしまう雰囲気から逃れようと思った



子供の頃の記憶を思い出し、小さかった俺をお風呂に入れてくれた尚宮達に成り切る



暴れる俺をあれこれ手段を使って宥め、自分達もびしょ濡れになりながら髪を洗い身体を洗ってくれたっけ



暴れることは無いけれど
恥ずかしくて固まってしまったチャンミンを宥めながら服を脱がせる



チャンミンも尚宮嬪宮様ごっこにノッてくれて、ふざけながら服を脱がせていくことに成功した



俺ってば
自分がやる様にチャンミンの着ていた着ぐるみと、中のインナーを同時に脱がせようとしちゃって



チャンミンの顔が服で塞がれてしまう事態に陥るも、何とか彼の髪も引っ張らずに首から服を取ることが出来た



せっかくそういう意識を遠ざけていたのに
上半身の肌が露出した瞬間、慌てて胸を手で覆うチャンミン



それでもまだ
お互いが努力をして尚宮と嬪宮様ごっこを続けようとした



でも、限界だった
恥ずかしさで肌が紅潮しているチャンミンのうなじを見た瞬間、後ろから彼を抱きしめてしまった



女だという理不尽な間違いをされ王室に連れてこられ、そのまま右も左も分からない場所での生活を余儀なくされたチャンミン



見ただけでうんざりする様な量の書物が並ぶ難しいお妃教育を、弱音を吐くこともなく黙々とこなしていたチャンミン



居並ぶ王族の前でもその凛とした美しさで
堂々と皇太子妃としての威厳を見せたチャンミン



立派すぎる姿から一糸まとわぬ姿になった彼の
あまりに細すぎる首筋に胸がいっぱいになってしまったんだ



“出来損ない皇太子”とか
“ワガママ暴君殿下”とか
そんな風に呼ばれていた俺を信じてくれて



王室で共に暮らし、同性であるという大きな試練にも共に立ち向かってくれたチャンミンの
その細い身体に…目の奥が熱くなった



男同士という意識は、同じものが付いている身体を見れば一目瞭然だけれど
そういう事を超えて、俺はこの人を愛しているんだと思った



男同士だってさ
新婚は新婚なんだから



二人でバカみたいに着ぐるみのパジャマを着てもいいんだ



そして
いちゃいちゃしながら一緒にお風呂にだって入っていいんだ



念には念を入れてバラの香りのするバブルバスを用意していた俺は、ちょっとだけスケベ心が顔に出てしまったと思うけど



チャンミンの手を引いて
たくさんの泡が浮かぶバスタブに引き摺り込む



手を引かれ勢いよく俺の身体に飛び込む様になったチャンミン
そのはずみで彼の顔に飛び散った泡を指で拭う



チャンミンが好きだ…
もうそれ以上の言葉はない



いや、違うな



チャンミンを、愛してる…



彼と同じ様に意外に照れ屋の俺
言葉では何となく言いづらいから



俺の想いを込めたキスを贈る



彼への想いが次から次へとどんどん溢れてきて
そのキスは、ゆっくりと深くなっていった…







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