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縁結 第2章 ~至愛 番外篇 5~
2016-12-02 Fri 18:00


このお話は「宮~love in palace~」のパロディです
ご承知おきください




side Crown Princess? Changmin



それより少し前の話…



僕は深夜突然やって来る訪問者に気がついた



僕はけっこう早寝するタイプだ
と言うのも
高校時代ずっと早朝にミルク配達のアルバイトをしていたから、その時の習慣がなかなか抜けなくて



王室に来てからも
特段用がなければ、九時にはシャワーを済ませてベッドに入っていた



国王陛下がお身体の調子を崩されて以来
ユンホ殿下は国王陛下の代わりにご公務をなさる事が増え、東宮殿にある執務室に籠られている事が多くなった



昼は僕と一緒に大学に行き、帰って来てからはイ内官さんと共に執務室に消えてしまう
夕飯も一緒に食べる事も減って、何だか寂しかった



せめて、ご公務が終わるまで起きて待っていようとしたんだけれど
ある日ユンホ殿下をお待ちするために東宮殿のホールの椅子に腰かけたままうたた寝してしまって



執務室から出て来たユンホ殿下に怒られてしまった



『チャンミンが起きて待っているって思うと、気が急いて集中出来なくなっちゃうんだ。気持ちはすごく嬉しいけれど、これからは先に寝ていてほしい』



風呂上がりの状態でホールにいたために冷え切ってしまった僕の身体
そんな僕を抱きしめてくださったユンホ殿下の温もりはすごく心地よかったんだ



でも…僕ってば



そんな僕らを微笑ましく見つめるイ内官さんやコ尚宮さんと目が合ってしまい
恥ずかしさの余りユンホ殿下を突き飛ばして自室に逃げ込んでしまったんだ



あとからその話を聞きつけたテミンに
〈恥ずかしがり屋にも程があるよォ~!夫婦なんだからいいじゃない、抱きしめたって〉
と言われてしまった



そんな僕の部屋にここの所
僕が眠った後にやって来る人がいるんだ



僕は大きなベッドになってもまだ、どうしても端っこで小さくなって寝ている事が多い
早寝の習慣と同じで、実家の狭い部屋でテミンと一緒に寝ていた癖がなかなか抜けなくて



端っこで布団にくるまっている僕を
ベッドの縁に顔を乗せて、見つめているその訪問者はユンホ殿下だった



初めて気づいた時には、驚きのあまり声が出そうになったんだけれど
ユンホ殿下はただ黙って僕の頭を撫で、しばらくするとそのまま部屋を出て行く



それより少し前
いつも通り端っこで眠っていた僕が目覚めて、大きく伸びをした後に下ろした手が何かに触れた



僕の横にこんもりした何かが横たわっていて、驚いた僕はその何かを思い切り蹴飛ばした



『イテェ…』



そう言いながらベッドの奥からユンホ殿下が出て来たときは、それこそ心臓が飛び出るくらいにびっくりしたんだけれど



『少しだけ寝顔を眺めてから寝ようと思ったんだけど、あんまりにも寒くて身体が冷えてたからついついベッドに入っちゃったんだ…ごめんな、チャンミン』



そう言って謝るユンホ殿下に、すごく申し訳ない気持ちになった事があった



それからもユンホ殿下は度々、僕の顔を見に来ていた様で
最近は僕も、寝室のドアがガチャっと音を立てただけで目が覚める様になったんだ



眠ったふりをして
ユンホ殿下が撫でてくださる幸せを満喫する



起きていたらそうされる事も恥ずかしいけれど
眠っているふりをすれば、恥ずかしさも消えるから…



合房の儀…いわゆる床入りは終えていても、僕たちが学生だから共寝はしない様にと王妃様に言われている



でも、ずっと夕飯も一緒に食べる事が出来ず
ユンホ殿下が大学に行かない日もあって、僕の寂しさがピークになったある日



いつもは端っこで寝る僕
この日は真ん中で横になり、眠い目をこすりながらユンホ殿下がいらっしゃるのを待っていた



ガチャッ



僕の部屋のドアをそっと開ける音がした
ユンホ殿下だ



いつもは乱暴にバン!と音を立ててドアを開けて



「もっと静かにドアを開け閉め出来ないんですか?びっくりするじゃないですか!!」



と僕に怒られるユンホ殿下なのに
本当はこんな風にちゃんと静かに開けられるんじゃない…と可笑しくなる



その夜もまた、ベッドの脇に来たユンホ殿下は
珍しく空いている端の空間を見て、今日はそこに腰かけたんだ



いつも驚かさせられっぱなしだから今夜は仕返しだ!
そんな思いで、ユンホ殿下の腕を引っ張った



『ひゃっ!!』



驚きながらも深夜という時間を考えたらしいユンホ殿下は、声にならない声で叫んだ



『チャンミナ…起きてたの?』



僕に引っ張られ、のしかかる様に倒れたユンホ殿下が声を潜めて言う



「ユンホ殿下がこっそり僕の部屋に忍び込んでいつも驚かせるから…お仕置きしようと待っていました」



そう言って、握ったユンホ殿下の手の甲をつねった



『ごめん…驚かすつもりは無いんだ。一生懸命頑張って公務をしてきた自分へのご褒美でさ、チャンミンの顔が見たかっただけなんだよ』



ユンホ殿下……
そんな嬉しい事をさらっと言わないでください…



僕は自分が寂しいから
お仕置きを口実にユンホ殿下の手を取っただけです…



そんな思いで、ユンホ殿下の身体をぎゅっと抱きしめた
以前ホールでそうされた様に…



執務室は暖房が入っているだろうけれど
抱きしめたユンホ殿下の身体は冷え切っていた



「ユンホ殿下…ご公務、お疲れ様でした。今日は妃殿下自ら、特別に労って差し上げます」



ふざけた言い方になってしまうのもまた
僕が恥ずかしがり屋だからだ



『チャンミン妃殿下…光栄でございます。私めはきっと明日からも公務に励む事でしょう』



そう返してくるユンホ殿下の口調もまた、おどけた感じだった



ユンホ殿下…
二人で居るって、すごく暖かいですね



豪華な布団よりもずっと
僕はこんな暖かさが嬉しいです



その夜は
一晩中端っこではなくて



ベッドの真ん中に大きなこんもりした塊を作って
朝を迎えたんだ





皆様へ


本篇掲載時同様、週末は更新をお休みさせて頂きます

何卒よろしくお願い申し上げます


ゆんちゃすみ



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2016-12-02 Fri 18:55 | | # [内容変更]
可愛い二人に🍻カンパイ!!
うんうん♡
うんうん♡
なんか二人 可愛いわぁ〜・:*:・(*´艸`*)・:*:・
お互いを思い合ってるのが
めっちゃ伝わるわぁぁぁ★.。・:*:・゚`☆.。・:☆♪
2人一緒のベッドで
寝るだけで幸せ・゚+゚・*(●´ェ`●)*・゚+゚・な
気持ちになるって ……遠い昔の話で( TДT)
くみを長い事 忘れてしまってたわ……( ̄∀ ̄;)

ユンホ殿下も疲れた身体なのに
1日1回疲れを癒す為に
チャンミンの寝顔を見に行ってるし
チャンミンも そんなユンホ殿下の
事を寝た振りしながら
待ってるのが 微笑ましくて
ε-(´∀`*)ホッコリしたよ💕💕

すみをも 体調悪いんだから
無理しちゃダメだよ♡(๑¯ ³¯๑)
風邪は万病の元なんだからね!!
寒くなって来たから
外に出るのも嫌になるよね(๑¯ω¯๑)
くみをの嫌いな冬が
やって来たわ( ✧Д✧) カッ!!( ✧Д✧) カッ!!
ユノとチャンミンが好きな冬が( ✧Д✧) カッ!!
2016-12-02 Fri 19:28 | URL | くみちゃん #- [内容変更]
可愛いーキャッ(/Д\*))((*/д\)キャッ
なんて可愛いタヌキちゃんなのぉ♡♡♡
ドキドキ((〃゚艸゚))ドキドキしながらユノ殿下が訪れるのを待ってたのねぇ(〃艸〃)ムフッ

『ユンホ殿下…
二人で居るって、すごく暖かいですね』

(*゚ー゚)*。_。)*゚ー゚)*。_。)ウンウン
大好きな人と一緒にいるってあったかいよね♡
幸せでポカポカするよね♡

ありをが毎日寒いのは、〇ッサンへの愛が消えたせいだったのね(¬_,¬)フッ

すみを、無理しないでゆっくり休まないとダメよ‼
∑(´Д`)ハッ!!
すみをん家も寒いんじゃないの⁉
もしかして‼
ありをん家と一緒で、愛が消えたせい⁉

2016-12-02 Fri 20:46 | URL | Ali #- [内容変更]
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2016-12-03 Sat 06:41 | | # [内容変更]
Re: りょ****様
こんにちは
コメントありがとうございます(*´∀`)

ほんわかカップルですよね(≧∇≦*)
自分としてはこんな純愛風のホミンが大好きなので、りょ****さんにも気に入って頂けて嬉しいですヽ(*^^*)ノ

自分が体調を崩している時って心細くなるんですよね...ましてや離れていると特にそう感じるんだろうと思います

私事ですが…
両親に勘当された状態で結婚したので(今は解かれましたが)結婚した翌年に体調を崩し入院する事になった時には、本当に心細かったです。継子は一度も見舞いにすら来ませんでしたし、唯一頼れる存在の筈の主人にも随分と酷い事を言われたので、あの時はさすがに両親の元に帰りたいと病室で泣きましたね

忙しいという暗黙の了解があったとしても、体調を崩し心細くなっている時くらいは素直に甘えてみてもいいと思いますよ♡余計なお世話で申し訳ございません(´д⊂)
2016-12-03 Sat 13:05 | URL | ゆんちゃすみ #- [内容変更]
Re: くみちゃん様
こんにちは
コメントありがとうございます(*´∀`)

具合が悪いから休んだのに、面倒くさい人が休みで居るもんで朝からおちおち寝ても居られませんでした(。>_<。)
やっぱりこういう時に分かりますよね?具合が悪いって知らないならともかく、前の日に言ってるんだから私だったら静かにしてゆっくり休ませてあげようって思うけど...うちのは粗大ゴミを捨てに行くのにドタバタと音を立ててテーブルを解体していました(;´Д`)

良いですよね!純愛ですよ( ✧Д✧) カッ!!
すみをの大好きなゾーンです♡♡
白い目で見られたっていいもーん(∀`*ゞ)テヘ

これくらいの年の時のシムは、あれこれ口では言うくせに何かにつけてユノにぺたっとしてたし...触れて居るだけで安心出来ていたんだと思うのぉ(o´艸`)

初心だけど…少しだけ勇気を出して行動に出たチャンミン妃殿下のイメージで書いてみましたヽ(*^^*)ノ
2016-12-03 Sat 13:18 | URL | ゆんちゃすみ #- [内容変更]
Re: Ali様
こんにちは
コメントありがとうございます(o^^o)

ありをっっ!!どうしてそれをっ!!
そうなんです...すみをの家は新婚一年目にして凍てつくシベリアの地に引越したみたいなんです(;´Д`)
やっぱりねぇ...だから寒かったんだわ…

今までは靴下二重にして黒のヒート〇ックを上下で着てモジモジ君みたいになり、その上に分厚いスエットを着て凍えながら冬を過ごして居たのですが、今年はダイニングテーブルをこたつ仕様に新しくしたのでモジモジ君からは脱却出来そうです(≧∇≦*)

チャンミンがあの可愛い目だけを布団の縁から覗かせているのを妄想して、一人で萌え転がっていた気持ち悪いババアがシベリアからお返事をさせて頂きました(。-∀-)
2016-12-03 Sat 13:31 | URL | ゆんちゃすみ #- [内容変更]
Re: ユ****様
こんにちは
コメントありがとうございます(*´∀`)

デヘヘ...(o´罒`o)
いやあ、ピュア!!いい響きですね♡♡
究極の愛ですよぉ〜〜
私の思う二人の愛ってこんな感じだったらいいなと思うテイストがまさしくこんな純愛なんです(o´艸`)

長年ファンをやっていながらも、いわゆるホミン小説を読んだのってWITHツアーの後なんです
ずっとオンリーペンだったので、二人のイチャコラも(´-ι_-`)はぃはぃ。みたいな感じで見ていたんですが…4/1のドームでいきなりやったダンソンで、ユノがチャンミンをニーブラした時のあの音割れする勢いの絶叫を聞き、こりゃあ私もいよいよ二人を温かい目で見守ってる場合じゃないぞ?!と思ったのがきっかけなんです(笑)

あの時ユノがダンソンをやっていなかったら!ゆんちゃすみは生まれていませんでした(*`・ω・´)キリッ
すいません。何が言いたかったのか自分でも分からなくなりました(。-∀-)
2016-12-03 Sat 13:43 | URL | ゆんちゃすみ #- [内容変更]
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2016-12-03 Sat 13:47 | | # [内容変更]
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