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情火 第2章 ~扶翼 1~
2016-05-27 Fri 18:00


このお話はフィクションです

軍隊、及び軍内部につきましては実在の物とは一切関係ありません。ご了承ください

CPはミンホです
ご注意ください




side C



今月一日付を以って
長らく務めていた新兵教育訓練所での任務を終えて新しい場所に赴く



この場所で…色々な経験をした
私らしくないそんな感傷めいた思いを胸にして訓練所の建物を後にする



正直な思い、素人の教育など私に合う任務ではないと思った
こんなことをするために私は血の滲むような努力をしたわけではなかったから



私は…生まれながらの軍人だ
祖父や父以上の軍人になるために猛烈な努力をした



士官学校をトップの成績で卒業し、その後も銃の大会で優勝するなど着々と実績を積んだ



ただ
軍のトップである元帥の息子である私は、羨望だけでなく妬みや僻みの対象にもなり



上官から嫌味を言われながら訓練所勤務を任命された時…この男よりとにかく早く上位に付き、軍から追い出そうと胸に誓ったものだ



しかし
今は、そんな上官に感謝をしている



かけがえのない存在をこの場所で手に入れた



私の後に続いて歩くこの男
チョン・ユンホ二等兵……
彼は国を代表するトップ俳優だ



入隊義務を課せられた年齢ギリギリで兵役に就いた彼は、複雑な運命の歯車に乗せられて私の最愛の人になった



彼は5週に及ぶ基礎訓練を終え、二等兵として私が新しく着任する儀仗隊に配属されている



希望していたのは軍の音楽隊…といっても本人の希望ではなく、彼を飯の種にしている事務所の強い意向だが



私は訓練所最高位の権限を最大限に使い変更させた



彼は2年近くの兵役義務を終えれば、軍から去っていく人だから…せめて兵役の間だけでも私のそばに置いておきたかったのだ



私は変わった



訓練兵に思いのまま手をつけ、弄んでいた私が
一人の男と出会い彼を愛し、そして愛された事で感情を大きく動かすようになった



儀仗隊に彼を連れて行くのもそのせいだ



見慣れてきた迷彩柄の勤務服
性欲の赴くままに気に入った訓練兵に手をつけていた時と同じように、この男のこの服を脱がせて抱いたのはたった数週間前だ



今はただ…
このまま振り返って抱きしめてしまいたいくらいに愛おしい



溜まった欲望を吐き出す道具ではなく
愛している事を伝えるために抱きしめたいのだ



……今までの自分とはかけ離れたそんな思いに、思わず苦笑した



『准将…何かおかしいですか?』



一人で顔をあれこれ変えている事に気付いたチョン二等兵が私の顔を覗き込む



彼の端正な顔が間近に迫り、思わず心臓が音を早めた



「何でもない。そうやって顔を近付けるな。人が見るぞ」



儀仗隊の建物は訓練所からは真逆の位置にあり、同じ師団内を歩くだけで汗が噴き出す
顔を伝う汗を拭いながらやつにそう言った



真横に並んだチョン二等兵は
目の前で人が害められようとも眉ひとつ動かさなかった以前の私のように、顔色を変えずに続ける



『准将がそうやって笑みを浮かべている顔が好きです』



誰が見ているか分からない状況下で耳元に艶めいたその唇を寄せ、こんな危険な事を言うこの男が憎たらしい



私らしくもなく顔が赤くなってしまった気がして俯いた



どうもいけない
私が思いのままにこの男を支配する筈だった
それなのにどうだ



今はこの男が囁く甘い言葉で顔を染めてしまう
付き合いたての恋人同士というのはこういうものなのだろうか…



顔が緩む自分に喝を入れるように胸を二度叩き
恋人である部下を引き連れ儀仗隊の建物に入っていった



〈お待ちしておりました、シム准将…いえ、シム少将〉



今日の着任式と同時に私は少将に昇進することになっている



本来はこの儀仗隊での服務を終えた後に昇進するはずだったが、先だっての銃の世界大会で優秀な成績を収めた事で早まった



昇進前に先走って私をそう呼んだのはパク大尉
私の父に可愛がられその恩義から軍に入った私の影となって今日まで支えてくれている人物だ



訓練所で私がしていた愚行を表に出さないように
彼の直属の部下であるトン中尉と共に密かに後始末をしていたのも彼で



そんな私がチョン二等兵に少しずつ変えられていると気づいて、二人の橋渡し的に動いたのもパク大尉だった



私が自分の意にそぐわない訓練所への配置に憤慨して直訴したた時には〈色々な経験を積む事も軍人には必要だ〉とピシャリとはね退けた父



私の異動と共に元帥である立場を使ってパク大尉達をそこに配属させた



過保護なのか監視するつもりなのかよく分からないが…



チョン二等兵は、パク大尉と一緒に出迎えに出ていたトン中尉に今日から生活を送る兵舎へ連れていかれた



それを見送った後、パク大尉に案内されて儀仗隊長室に入る



チョン二等兵を兵舎に送り届けたトン中尉が戻ってきて冷たい水と冷えたタオルを持ってきた
まずはありがたく喉を潤す



これからこの部屋で軍務に就くことが多くなる…
〔第25歩兵師団 儀仗隊長 シム・チャンミン〕
きれいに磨かれた机に置かれたプレートを指でなぞり、軍帽を置く



これから予定されている着任式に向け
私は汗で濡れたシャツを脱ぎトン中尉が持ってきた冷たいタオルで身体を拭いた



今日が新しいスタートだ



少将に昇進し、儀仗隊長という新しい任務を受け
そして私の恋人との兵役という名の蜜月の始まりだ…





タイトルは今回もAli様の作品で飾らさせて頂いております

私にはもったいないくらい素敵な作品を作っていらっしゃいますので、ぜひお運びください

ホミンを愛でるAliの小部屋


〈拍手コメントの御礼〉

〇みちゃん様
お待たせ致しました!〇みちゃん様の好みに合うか不安ですが...今日からまたお付き合いをよろしくお願いします♡

オ***様
ご期待に添えるよう頑張ります♡月日を追う事に少しずつ変化する二人を書けたらと思っております



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この記事のコメント
( ノ゚Д゚)ヨッ! 待ってました(๑•̀ㅂ•́)و✧
(´;ω;`)ウッ…
(´;ω;`)ウッ…
(´;ω;`)ウッ…
6時前からポチッポチッ押してたのに
中々変わらず 気づけば2拍手ポチッ👏………
(゚´Д`゚)゚。━━━ン!!!!
まっ!!まさか またありをが同じ様に
ポチッポチッしてたとかっ??( ゚д゚)ハッ!

きゃあ( ●≧艸≦)ぁぁぁぁぁ
あのタイトル画キタ━(゚∀゚)━!キタ━(゚∀゚)━!♥♥
やっぱり ドンピシャにはまってるよね(๑•̀ㅂ•́)و✧
流石!!ありをよねぇ。:+((*´艸`))+:。
( ノ゚Д゚)ヨッ!職人変態❣❣

このタイトル画をみた瞬間 『情火の二人だ♡(๑¯ ³¯๑)、』って 思ったよね(๑•̀ㅂ•́)و✧

あーー 久しぶりのメンバーが沢山出てる(●≧∀)
シム准尉はシム少尉に昇格してるし!!
きゃあ( ●≧艸≦)♥♥♥♥♥
流石!!あたしのシム少尉。:+((*´艸`))+:。
あっ 何気に仕事出来るクールビューティの
トン中尉が 側にいるしっ……何気にいつも
シム少尉の側にいるんだよなぁ……(・д・)チッ

あっ シム少尉 ユノ二等兵の事考えて
(・∀・)ニヤニヤしてる所 本人に
突っ込まれてるし〜((´∀`))ケラケラ
シム少尉もユノ二等兵に出逢ってから
随分変わってきたからねぇ〜 (*´ ˘ `*)
また情火🔥のクールガイの
シム少尉が見れると思うとくみを
楽しみ(´。✪ω✪。`)だわ( ✧Д✧) カッ!!

ゆんちゃすみさん 宿題は後で
ゆっくり考えててね( ̄∀ ̄;)
ありをにもあの問題を送ってみるわ♡(๑¯ ³¯๑)
チャミペンとユノペン目線の
違いを検証しましょう( ー`дー´)キリッ
2016-05-27 Fri 18:23 | URL | くみちゃん #- [内容変更]
ふおおおおぉぉぉぉ フオオオ(((卍(^ω^)卍)))フオオオ
あなたのありをが来たわよぉ(*^・^*)チュッ♪

とうとう始まったわ‼
ありをが唯一読めるミンホォ‼
ユノが女々しくないのよぉ‼
ミンホなのに男前なのよぉ‼
チャンミンの甘えを受け入れてあげてる感じ?
大きさ(ユンポの大きさじゃないわよっ‼度量の大きさよっ‼)が感じられるのぉ♡

っってーヽ(*'0'*)ツ ワァオォ!!
汗で濡れたシャツを脱ぎ♡シャツを脱ぎー♡
(# `)3')▃▃▃▅▆▇▉ブォォォォ
はぁぁ…♡
そのシャツ…匂いたいわぁ♡
汗で濡れた身体も…匂いたいわぁ♡
トン中尉…絶対に匂ってるわ‼
ずるいわぁ(ะ`♔´ะ) ガルルル

すみを~‼
無理しないように、すみをのペースで更新してね‼
すみをはすぐ無理しちゃうんだからメッ ☆ヾ('・'*)
2016-05-27 Fri 18:33 | URL | Ali #- [内容変更]
No title
ゆんちゃすみさんこんばん( *´艸`)
よっ!待ってました〜💕
うわー、、、本当にこのAliさんの画像がどハマりですね!!しかも私はバナーにもやられまひた…(*´д`*)ハァハァ
すっごくいい〜ゾクゾクします💕💕
そう思うのも、情火のベースのお話を知っていての感想ですからね!うんうん。

ふふ〜。初回からお話に引き込まれました!
軍の内部を垣間見てる感覚!!それ位にリアリティがあって、、、はぁ…こんな風には書けませんね!やっぱりゆんちゃすみさんの味は誰にも真似できない味付けですよ♡

そして、サブタイトルの『扶翼』の通りの流れで行くんですか??
むふ、、ユノさんがシム少将を補佐するのかしら……💕えー、違うかな(笑)ま、お楽しみにしておきますね♪♪

そうそう!無理はしないでくださいね!!ゆんちゃすみさんのペースで💕
2016-05-27 Fri 21:21 | URL | あゆ #- [内容変更]
Re: くみちゃん様
こんにちは〜
ただいま〜&コメントありがとうございます♡

くみちゃんさまぁ...
シムさんは少尉じゃなく少将になりました
少尉だとパク大尉やすみを...もといトン中尉より下になっちゃいますぅΣ(゚∀゚ノ)ノ
やだぁこんなカッコいい部下いたらどうしよう!きっといじめてしまうぅ(≧∇≦)

大したことではないんですけど、伏せ字女王様は色々伝説を作っていらっしゃるので、あえて言ってみました(笑)

ありをはねぇ、多分すみを、前世で双子だったか姉妹だったかも知れないわ!前の日に二人で情火のチャンミンの話をしてたら、ありをがすみをの脳内を見たかのようにこれを作って...思わず震えたわ!

このタイトルの雰囲気を汚す事がないよう、しっかり書いていかなければ...と思っています
くみちゃんさんのご期待にも添えるよう努力致しますので、どうぞよろしくお願いします♡
2016-05-28 Sat 15:25 | URL | ゆんちゃすみ #- [内容変更]
Re: Ali様
こんにちはぁぁぁ
|o(`・ω・´)ノ|Ю<ただいまー!
そしてコメントありがとうございます!

私のありをがぁ〜やってきた〜
さっきくみをにも言ったんだけれど、私達って前世で姉妹か双子だったんだわ!同じ匂いがするのよ!
クンクン( ̄∞ ̄)うーん華麗臭...( ゚д゚)ハッ!

冗談はさておき、あなたのシム准将が帰って来ましたヨォ!!って、こんな風に言うとありをのじゃないわよ!ってくみちゃんさんが激おこプンプン丸だわね
我らがシム准将ですね!

Aliさんの作品の雰囲気を損ねないよう、精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願いします♡

PS シム准将が身体を拭かれたタオルだが...そのままZiplocにしまっておいた。競売にかけようと思うのだが...いかがだろう? Byトン中尉
2016-05-28 Sat 15:36 | URL | ゆんちゃすみ #- [内容変更]
Re: あゆ様
こんにちはぁぁぁ♡
ネギを稼ぎぐったりして帰って参りました
コメントありがとうございますo( >ω<)o

ありを様の脳内にシム准将改め少将が降臨あそばしたそうなんです!そしてありを様の手は踊るようにあのバナーを作り...ありを様はシム少将に操られたまま、昇天((*///Д///*))イヤーン

( ゚д゚)ハッ!イヤだわ、私ったら昼間から何言ってるのかしら?!オホホ...ちょっと今日職場で色々あって疲れているみたいです......(TT)

完璧には出来ないってわかっているものの、出来る限りリアリティを出したくて...パソコンを使い調べながら書いています

心が折れると動画を見始めてしまい...ちっとも捗りません( ノД`)
ペースが落ちたままです...師匠・゚・(。>д<。)・゚・

2016-05-28 Sat 15:49 | URL | ゆんちゃすみ #- [内容変更]
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