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耽溺 あとがき
2016-02-04 Thu 18:30



親愛なる皆様


いつもこのようなところにお運びくださり
また、拍手やランキングへの応援を頂戴しておりますことを、重ねて感謝申し上げます


この度「耽溺」の連載を無事終了致しました
このお話は、以前短篇で書きました2人の続篇ということで始まりました


コミカルテイストを含ませた内容は、初めて挑戦したわけですが、私自身もとても楽しむことが出来たと思います


「耽溺」には、たくさんの方から身に余るような拍手を頂戴し、途中プレッシャーに負けそうになることもありました


しかしながら、こんなたくさんの方からお話のMAXとユノさんを愛して頂けているのだということを支えに、自分に喝を入れて参りました


最後までこのお話をご愛顧頂けたことを
心より感謝申し上げます




お話の元になった短篇「悔恨」が、一夜の過ちを過ごしながらも、最後までシタのかシテないのか…という様な含みを持たせた終末にしたので


「耽溺」ではめでたく最後までキチンとやり遂げて(?)の終末というかたちをとりました


前回のモヤモヤを、MAXとユノさん同様に皆様方にもすっきりして頂けたら幸いでございます




〈今後につきまして〉


しばらくお休みを頂戴しようと思っております


お休み後は皆様のお声を伺いながら「耽溺」の続篇といたしまして、恋人篇を書ければ…と思っております


MAXとユノさんに、この様なことをさせてあげたい等、ご要望がございましたらお聞かせ頂ければ嬉しいです




最後になりましたが


日頃から私を支えアドバイスを下さる師匠様を始め、タイトル画を提供して下さるAli様、コメント欄を賑わして下さる仲間たち…


そして、私のお話を読んで下さっている読者様に、心より御礼申し上げます




再開の時まで、しばしのお別れでございますが、皆様方にはどうぞお身体をご自愛下さります様に





ゆんちゃすみ


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耽溺 42 -最終話-
2016-02-04 Thu 18:00


このお話はフィクションです

二人のキャラが若干崩壊しています
ご承知おきください




side MAX



ユノの右隣に座って
黙々とピザを頬張る



無言での食事風景は
なんだか昨夜のリプレイのような…



大きな違いは



昨夜は恥ずかしくて…ただひたすら食べることしか出来なかったのに対して



今朝は、彼と愛し合った結果生じた空腹を、ひたすら満たすためだということ



それなのに



食べづらくても、やっぱり
彼の右手に腕を絡めちゃう僕なんだ



ユノはというと
ピザで満タンに膨らましている僕の頬を
そっと指でつついてから、穏やかに微笑んで



その指でピザをつまみ、口に運んだ



ねぇユノ



僕たちは始まったばっかりだ
これから、僕たちにどんな幸せが待ってるのかな



あなたに関しては僕、すごくポジティブだから
幸せ以外のことが待ってるなんて、これっぽっちも思わないけど…いいよね?



僕は、あなたのことを糧にして
今以上に仕事を頑張ろうと思ってる



トゥギヒョンに言われたように
しっかり仕事を頑張って、あなたとの事をトゥギヒョンにも認めてもらうつもり



〈チャンミナ、チョンさんのおかげでいい仕事が出来たね〉っていう風に、社長に言ってもらいたいんだ



だからさ
ユノも、そんな僕を応援してほしいな



ユノは…



チルチュのショップスタッフを続けるよね
チルチュの服が好きみたいだし、ショップにいた時のあなたはすごくカッコ良かった



べた惚れしてる相手への贔屓目線ってのもあるけど



チルチュの服をクールに着こなして
お客さんのいないショップで、伏し目がちにハンガーに服をかけているだけだったのに



それだけで、飛びつきたいくらいカッコよくて
あの一瞬で惚れ直したって言っても過言じゃない



仕事をしているオトコってさ
なんかカッコいいでしょ



本当はね
24時間、僕のそばに居て
僕だけを見ていてほしい



この家には、まだ空いてる部屋があるから
明日からここで暮らして欲しいけど



そんなワガママは、もう少しだけ封印するよ



だってさ付き合って早々束縛し過ぎるっていうのも…そういうのって嫌われちゃいそうだから



でも…僕は



チョン・ユンホという男に
完全に溺れちゃった



いきなり抱きつかれて目を白黒させたユノ



突然目の前から逃げ出した僕を、必死な顔で追いかけてくれたユノ



大スターMAXは俺のモノだと言ってくれたユノ



そして今、僕の隣で…



腕をぎゅうぎゅうに絡める僕を全く咎めず、片手だけで食べづらそうにピザを食べるユノ…



あなたの全部に溺れてる



もちろん
僕を貫いて…恐ろしくなる程の官能を与えてくれたあなたの身体にも、ね



本音は…全てを忘れてあなたを貪りたいよ



1日という括りに与えられた24時間全てで
1年という括りに与えられた365日全てで



あなたに溺れたい



何もかも忘れて
ユノとの2人だけの空間に耽りたいんだ



でも僕は
あなたに溺れたからこそ、これからの自分自身の毎日を頑張りたい



それが、ユノに対する僕の愛だから



ユノ…
そんな僕の愛を分かってくれると嬉しいな



仕事で忙しくて会えなくても



僕とユノの愛は…そんな事で壊れるような脆いものじゃないって今は断言出来る



何度も言うけど
あなたに関しては、ほんと僕ってポジティブ思考だからね!!



ねぇ、ユノ



僕たちの…
そんなカタチの耽溺の日々は
今、始まったばかりだ



その日々は
きっと…永遠に続くって信じてる



ねぇユノ、そうだよね



ユノ
あなたこそ、僕だけのモノだからね



愛してるよ…






耽溺 –完–






MAXとユノを最後まで愛してくださり
本当にありがとうございました



ゆんちゃすみ






この後、あとがきを掲載させていただきます
合わせてご覧頂けると嬉しいです




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耽溺 41
2016-02-03 Wed 18:00


このお話はフィクションです

二人のキャラが若干崩壊しています
ご承知おきください




side MAX



ユノが僕を印象付けてくれた写真が
僕自身が選んだベストショットだったということを知り、すごく嬉しかった



あの時の写真はチルチュの大々的なプロモーションで、海外の有名なカメラマンを招いて撮影されたものだった



多少の英語はわかるものの、カメラマンの指示を正確に伝えて貰うため通訳を入れての撮影で



僕は彼が出した指示を〈恋い焦がれる相手を誘うように〉だと理解していたら、何度も〈挑発だ〉と訂正されて



その時漠然と思い浮かべた相手は
いいオンナではなく、いいオトコだった



僕は、生粋のゲイではない
綺麗なものが好きだというだけだ



女を誘う表情は、簡単だ
だけど
男を挑発する表情はすごく難しかった



あのスーツを着てのワンショットだけにどれだけの枚数を撮ったかわからないけれど



「この僕を、抱けるものなら抱いてみろよ」



そんな思いを込めた目線を意識した時に
カメラマンは賞賛の声をあげてくれたんだ



後にも先にも
思い浮かべる相手が男だったのは、あの時だけだったな



昨夜ユノとようやく結ばれて



僕を抱きしめるようにして寝ている彼の胸の中で再び目覚めた朝は、これ以上ないほど満たされたものだった



そんな幸せの中で
ただユノとベタベタしたいだけだったのに



ユノのアレに頬擦りしていたら
彼の逞しい腕に僕はあっさり引き上げられてしまって



ハダカのユノに覆い被さるようになった僕は
朝にはちょっと不釣り合いなほどの熱いキスをユノにされ



それを口火にして朝から身体を繋げたから…



心は満杯だけど、お腹はぺこぺこになった
セックスってお腹がこんなに空いたっけ…



僕の肩を抱き、ゆっくりと身体を撫でてくれていたユノの手のひらから、伝わる温もりが心地よくて



ピザのデリバリーが到着しても、本当はそのままの体勢でいたいくらいだったけど



ぺこぺこのお腹が今回は少しだけ勝ったみたいで
僕はセキュリティーロックの解除に向かった



高級な食事をしてそう、美味しいものをたくさん食べてそうって傍目からは思われてるけれど



僕は案外、デリバリーのピザやジャージャー麺が好きだったりする



届いたピザをテーブルに並べていると、ユノが目を白黒させて聞く



『何これ…誰か来んの?』



Lサイズのピザの見本市状態になったテーブルに
持ってきた皿が置けずに困惑するユノが可愛い



僕が、案外大食いっていう事を
ユノはまだ知らないんだった



今まで何度か食事の機会はあったけど
毎回ユノに会えた事で胸がいっぱいになっちゃって



彼の前では、ほとんど物を食べなかったからね



ユノと想いが通い合って
初めて身体を繋げたら…ほんとにお腹が空いちゃったんだもん



隠してたワケじゃないけど
たくさん食べる僕でも嫌いにならないでね?



「僕、多分これからはたくさん食べるからね!」



と、一応ユノに宣言してみる
想いが通じてもさ、すごい勢いで食べる僕を見て幻滅されたりしちゃったらイヤだから…



なんて、乙女っぽいことを思っちゃって



ユノのことをちょっとした嘘で誘い入れ、半ば無理やり撮ったセルフィーもこっそり待受画面に設定したし…



僕って案外こんな乙女チックなことをしちゃうんだって、思わず1人でにやけちゃう



本当は



向かい合わせに座って食べれば、どのピザにも手が届くけれど



僕の定位置はココだから…



そう



あの日、初めて出会った夜に座った



あなたの右隣が
これからの僕の定位置だよ





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耽溺 40
2016-02-02 Tue 18:00


このお話はフィクションです

二人のキャラが若干崩壊しています
ご承知おきください





サカリのついたケモノっていうか
そういうのって、こういうこと?



俺の鼻にキスをしているやつの後頭部を掴み
強引に唇を迎えにゆく



「…ふぁ…ッ…」



やべー
ほんとにやべー



さすがにケモノにまではならず、ギリギリのところで理性を保てたけれど…



俺の目の前で
俺とのキスで



甘ったるい声を出しているMAX越しに
目に飛び込んできたのは



リビングに飾られていたMAXがイメージモデルをしている海外ブランドの大きなパネル…



パネルのMAXは
素肌に白いスーツを纏い、憂いのある男の色気を醸し出していた



その男が
俺と唇を合わせていることが何だか信じられない



唇を離し
MAXの肩を抱いて座り直す
やつも何も喋らずに、俺の肩に頭を預けた



チャンミン…
これから俺たちには、どんな日々が待ってるんだろうな



おまえは、これからもどんどん活躍の場を広げてスーパースターの地位を確立してゆくだろう



新しく挑戦したウェブドラマも今までのそれとはアクセス数が桁違いに凄いらしいし



今までのペン層よりも若い世代の人気が上がったってことをキュヒョンってやつに聞いた



ピザを待つ間に点けたテレビも
たった数分の間にCMで何度もMAXの顔を見たし
きっとますます見かける事になりそうだ



それでなくても街中に溢れかえったこの男の広告から逃れるのは不可能だから、一時の俺は国外逃亡を図ろうとしてた程だったしな



ちょっと前の事なのに
何だかすごく前の事に思える



そんなことを考えながら
抱いているMAXの腕を撫でた



「ねぇ…僕たち恋人同士になったんだよね?昨夜から意識してたんだけど…ユノヒョンじゃあなくて、ユノって呼んでもいい?」



……ったく
またそんな上目遣いで見やがって



ヤメロ…
ほんとに俺、ケモノになっちまう



『いいよ、ってか昨夜もそう呼んでただろ?』



行為の最中にMAXが漏らした
「ユノ…」という俺を呼ぶ声で血が滾った記憶が蘇る



「ユノは僕と会った時からずっとモデル時代の名前を呼ぶよね。“MAX”がお気に入り?」



MAXが話す低めの声が
身体に心地よい振動となり、伝わってくる



普段俺に甘えてくる時に彼の口から放たれる猫撫で声は、どうやって出しているんだろう?と不思議になるくらい、意外に彼の話し声は低めで



職場にいるこいつのペンは〈オッパのあのセクシーな声が堪らないんですゥ~〉ってよく言ってたな…



『俺…おまえのことを最初にすごく意識したのが、おまえが専属モデルやってた雑誌でさ
だからその時の“MAX”が抜けないんだと思う


ウチのブランドの特集で、黒いサテン地のスーツ着てた写真なんだけど


まだ髪が長めの時で…その髪をかきあげて挑発するような目線してて。なんか衝撃的だったんだよ』



俺は、俺の中で初めて彼を印象づけた時の思い出を話した



数多くこなしたであろうファッション誌の仕事を思い出しているのか、目を閉じて考えているMAX



すると急に「あ!!」と叫んで、何やらテレビの脇にある大きな棚に向かう



戻ってきた彼の手には、俺の愛読するファッション誌が持たれていて「これでしょ!!」とページを開いて見せた



『そうそう!!コレだよ!随分前のやつなのに…よく分かったな』



MAXが開いたページはきちんと付箋が貼られていて、その付箋には彼の文字か何やらメモが書かれている



〈僕のベストショット…多分永遠に〉



そんな言葉が記されていた



『なぁ…雑誌の撮影を何年もやってて、よく俺が言った内容だけでわかったな。チルチュの服だってずいぶん着ただろ?』


「うん、チルチュの服はよく着たね。でもユノが言った“挑発”って言葉でピンと来たんだ


カメラマンの指示がね、すごく印象的で…


死ぬほどに恋焦がれる相手を挑発するような表情を見せてという指示は難しかった


好きなのに“誘う”ではなく“挑発”だったからね


それが伝わって、そのショットで僕を印象付けてくれたんだったら…


やっぱり僕とユノが愛し合うのは運命だったのかもしれないね」



MAX……



今まではおまえのポジティブ過ぎるテンションにいっつも引き摺られて迷惑して乗っかれないことばかりだったけど



その意見には、乗っかれる



俺の中にあるおまえへの想いは
普通の出会いでは生まれることがないくらいのものだって気がするんだ、俺



だからさ
おまえが言うように



きっと運命だったんだろうな



おまえと俺が出会って恋に堕ちたのは…
あの晩、あのBARで出逢ったのは



運命だったんだ





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耽溺 39
2016-02-01 Mon 18:00


このお話はフィクションです

二人のキャラが若干崩壊しています
ご承知おきください





革張りの柔らかいヘッドボードにもたれている俺に更にもたれたMAXがポツリと呟く



「お腹すいた……」



夜に続けて朝から身体を繋げ
気付くと時計の針は10時を指していた



『何か食いに行くか?』



MAXの髪を弄りながら聞いた



「っていうか、ユノ仕事行かなくていいの?」


『俺、今さ、冬休み中なんだ』



ヒチョリヒョンに急に決められた冬休み



そのおかげでMAXの事務所にペンの女の子達と同じように張り込み、もう一度会う機会を得て、こうして想いを通わせる事が出来た



MAXがウェブニュースのインタビューで「お気に入りはチルチュの服」と答えた事が影響してショップに客が押し寄せたらしく



冬休みをもらった翌日にはヒョンから



〈冬休み撤回!!早く出てこい!!〉っていう電話があったけど



『ヒョンごめん、俺今さ済州に来てる』って嘘を吐いた



実際は、市内のMAXの事務所と家とを往復する日々だったんだけど



「ヤダ、面倒くさい。ユノと家に居るぅ~~!ピザでもとろう」



そう言ってMAXはスマホでテキパキと注文を済ませた



「僕、ユノにいっぱい愛されたからなぁ~お肌ツヤツヤだよね、きっと」



MAXは、そんな乙女みたいなことを言って、スマホのカメラを内側にして自分を見ていた



『1日でそんなに変わるかよ』



俺は思ったまま言う



「変わるよ~!だってユノも、なんだかピカピカしてるよ、お肌が」


『え、マジで?』



俺もMAXの持つスマホで自分を見ようと顔を近づける



〈パシャッ〉



その瞬間
MAXは俺の頬にキスをしながらカメラのシャッターを切った



『おま、おま、……おまえ今何した……』


「うふふ…見て、ユノ。ラブラブツーショットが撮れました♡」



撮れました♡…じゃねー!!
俺はそのセルフィーを消そうと、必死にスマホに手を伸ばす



『寄越せ!そのスマホを!!ハダカで男にキスされてる写真なんか残したらヤバイってばっ』


「正直なところ、ユノより僕の方がヤバイけどね~」



MAXはそう言って、スマホを持って逃げていった
だから…パンツ履いていけってばッ!!!



スーパースターのシム・チャンミンがスマホ持って全裸で走り回る姿は、ちょっと…アレだろ



仕方なく自分はパンツをしっかり履いてから、やつのパンツを持ち慌てて追いかけた



なんなんだ、本当に…



リビングのソファーのところで俺に捕まったMAXは、スマホをがっちり両手に掴んで離さない



だから何故か俺がやつにパンツを履かせるという羽目になった



まさかこんな歳で、同じくらいの年齢の男にパンツを履かせることになろうとは…



「ユノ、今更だけどちゃんと連絡先交換してね。それから、事務所の前で待つのはもうやめて」



MAXはそう言って、俺に抱きついてきた



『わ、わかったからもうヤメロってば。さすがにもう、出るものも出ないよ』


「あー!ユノったら、まさかまたエッチする気だったの?!ヤダ~!僕にメロメロじゃん」



MAXはそう言って、俺の肩をぱちぱち叩く
俺はその手を掴んでやつの鼻にキスをした



『メロメロだよ。悪りぃーか』



俺は気持ちを正直に言って着替えを取りに行く
ピザ屋が来た時にさすがにパンイチでは出られないからな



バスルームに置いてあった服を着て、リビングに戻ると



MAXはさっき俺が鼻にキスをした時の体勢のまま惚けたようになっていた



寝室に急ぎ、やつの服を持ってきて慌てて着させる
こいつは何から何まで世話がやけるな!



いくら俺がアパレル勤めで服を着させる事に慣れてるとはいえ、マネキンが腕も外せるし胴体も外せるのに対して



おまえは、生身の人間だ
しかも、細いとはいえ俺より背が高いときた
…非常に手間がかかる



MAXは魂が抜け落ちたかのようにおとなしく、俺にされるがままになっている



おそろしいくらいのハイテンションで全裸のまま逃げていった元気はどこいったんだよ、ほんとに



「ユノ……」



なんだよ、そんな潤んだ目で見んなって
昨夜のおまえを思い出しちゃうだろ…



「僕も……ユノにメロメロだよ」



MAXはそう言って、俺にしがみついてきた



全く…可愛いやつだな
さっきから惚けたようになってたのは、そんなことを考えてたんだな



だから
俺の方がそんなおまえに、ますます夢中になっちゃんだってば…



やべーな
ほんとにキリがない



出るものは出ないけど、こんな感じになるとすぐ頭の中がカァッと熱くなる



仕事からの帰りの電車の中で
場所を考えずにイチャイチャしてるアホなカップルに舌打ちした事もあったけど



今は、そんなことも理解が出来そうだ



「ユノ……好き……」



MAXはそう言いながら俺に腕を絡めて
さっきの仕返しとばかり鼻にキスをしてきた…





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