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耽溺 7
2015-12-31 Thu 18:00


このお話はフィクションです

二人のキャラが若干崩壊しています
BL表現を含みます
ご承知おきください




side MAX



自分でも驚く程の行動力
僕は勢いに任せて、ユノを自宅に連れ帰った



僕は背が高い方だけど
抱えたユノヒョンも結構身長がある
そのバランスがちょうど良くて、何だか嬉しい



マンションの最上階までエレベーターで向かう時間が、こんなにもどかしかった事はない



僕に抱えられて、いまだにぶつぶつ言うユノヒョン



もう一度しっかり抱え直して、エレベーターの階数が上がっていくのを目で後押しする



僕の部屋だけがあるフロアに到着した
ドアの暗証番号も押す事すらもどかしい



ユノ
ユノ
ユノ…抱えてる身体から伝わる体温がヤバい



ドアを開け、案外ズッシリと重く抱えるのが大変だった彼を寝室のベッドにようやく運び終えた



僕に座らされたまま僕を見つめる彼
まだけっこうお酒が残ってる?
でも今はそんなことどうでもいい



僕は、ユノと向かい合わせに座って
彼の唇にゆっくりと僕のを合わせた



ああ
この感触って…ウソだろ



ゆっくり合わせた僕の唇を
あのぷっくりとした唇ではむはむっと挟むんだ



僕と…
男の僕とキスしてるってわかってんのかな?
それともユノヒョンって実はゲイだったりする?



キスを仕掛けたのは僕だけど
そのキスを深く展開させたのはユノだ



そのキスにふわふわしちゃって…
思わず開いた僕の口の合間を見つけて侵入してきたユノの舌に



僕の頭は真っ白にさせられた



ユノ
ユノ
ユノ…あなたのキスだけで溶けそうだよ、僕



「ん~んふっ…ハァ~ユノの唇ってふにふにしてて気持ちいい」



僕はようやく離れた唇から一息つけて、彼にそう伝える



ユノヒョンは、自分がした事がわかってるのかどうかも少し怪しいけれど



『そうかよ』なんてあっさり言うんだ



ヤバいんだって
そういうちょっと冷めた感じもたまんないよ



僕ね、ユノ
ユノの…今のキスだけで、こんな硬くなったんだ
自分でもびっくりなんだけど



ねえ、触って?
あなたにこんなにされた僕のを触って…



あぐらをかく僕の中心で、これ以上ないくらい存在を主張するそれに



彼のあのエロティックな黒子が施された指が添えられて…ゆっくりと上下に動かされる



ねえユノ
実は正真正銘の男専門だったりする?
女にモテナイって言ったのはそういう意味だったの?



僕に見えない敵への嫉妬心を芽生えさせるほど
ユノの愛撫は気持ちいい所を的確に捉えていて
僕は目眩すら覚えた



ねえユノ
酔っていて全然覚えていなくて
朝起きた時に、飛び上がるかもしれないね



でも、たったひと夜の過ちになったとしても
僕は今この一分一秒に溺れたい



「ぁッ…ユノぉ気持ちイイ」



僕のアレを一生懸命愛撫しながら、恍惚に浸る僕の顔を…あの黒曜石の様に美しい瞳で凝視する彼



ヤメテほしいな



そんな目で見ないで
あなたにそんな顔をされたら
僕の…それだけで出ちゃいそうだよ



彼の指の動きから逃れるみたいにギュッと目を瞑る



すると次の瞬間
僕の唇にチュっと可愛いキスが贈られた



ねえ
本当に酔っ払ってる?



僕をとろけさせる〈MAX取扱説明書〉を…
どこかで手に入れた?



ダメだよ、ユノヒョン



その説明書には、まだ書かれていないと思うけど
あなたのすること全てが
僕をとろけさせちゃってる



でもさ
ユノヒョン、あなたもとろけてるよね?



あなたの身体の真ん中が
こんなに自分を主張して
僕を…求めてるよ



嬉しい



ねえ、ユノのも
すっごい大きくなってるよ





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年末年始のご挨拶
2015-12-31 Thu 17:00



親愛なる皆様


年末の何かとお忙しい中、このようなところにお運び頂き、本当にありがとうございます


また、日頃より温かい励ましのお言葉や拍手、そしてランキングでの応援を頂いて、大変嬉しく思っております




さる9月13日
このようなブログをはじめさせていただき、3ヶ月が経ちました


思い切って初めてみたものの、なかなか自分の思うように書けず、皆さまにもお目汚しになった事もあったかと思います


しかしながら、日々頂戴する拍手を目にする度に自分の気持ちを奮いたたせ何とかここまで来る事ができました




今日まで、お付き合いくださって本当にありがとうございました


これからも皆さまにご愛顧いただけるような物を書けるよう精進してまいります


来年もどうぞよろしくお願い致します




最後になりますが
新たに迎える年が皆さまにとって素晴らしい一年になりますよう心よりお祈り申し上げます





ゆんちゃすみ


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耽溺 6
2015-12-30 Wed 18:00


このお話はフィクションです

二人のキャラが若干崩壊しています
ご承知おきください




side MAX



チョン・ユンホ
ユノ…か



名前を聞いて、年上かどうか聞いた僕に対して
ご丁寧に免許証を見せてきた彼
きっと律儀な性格なんだろう



それに…すごく服の趣味がいいと思った



僕は今でこそ俳優の仕事がメインだけど、元はモデルとしてこの世界に入ったから、ファッションには目が肥えてる方だと思ってる



彼が着ているスーツは会社員が着こなすそれと違い、襟が独特のデザインになっていて小洒落た雰囲気だ



何の仕事をしてるんだろう…
椅子に掛けていたコートが彼がバッグをとった時に床に落ちたから手を伸ばして拾う



“Jil-ju”
チルチュ…ここの服は僕も撮影でよく着る



“疾走”というその名に相応しいシャープな色遣いとデザインが特徴で、芸能界にもファンが多い



ここの服のファンなのか…スーツもおそらくチルチュのだろう



そんな仕立てのいい服を纏いながら



テーブルに乗せた顔をふるふる揺らしたり、ぷっくりとした下唇をさらに前に突き出したりする様が何だか妙に可愛らしくて



…いわゆるギャップ萌えをしてしまう僕



やばい…本気でこのオトコに堕ちたみたいだ…
自分でも驚くくらい僕はグイグイいった



こんなに綺麗だっていうのに
『モテない』なんて言った彼



謙遜してるのか?
余程人の目につかない生活でもしてるんだろうか?



世間の女共は何をやってるんだと思った



こんなにいいオトコを放っておいて…よっぽど見る目がないんだな



そんな事実も
誰かのものになる前に僕と出逢う運命だったんじゃないかって…



そう思っちゃう僕は意外にもロマンティストだ



でもこういう時は
下手に飾らずストレートに気持ちを伝えた方がいいって思った



「僕、マジでユノヒョンの事好きになっちゃった…ユノヒョンは僕の事嫌い?」



彼を見つめながら気持ちを伝える



彼がふと動かした太腿に目がいって、思わず僕の手がそこに伸びた



やばい…すっごい感触
見た目からは想像しにくいくらい筋肉がついてるのか、張りがあって尚且つ弾力があって…



この太腿を撫でてるだけで、頭がクラクラした



『嫌いじゃねーよ。前から好きだったし、MAXの事』



彼は
テーブルの上に乗せていた顔を僕の方に向けて答えた



うわっ
ダメだよ、そんな顔
カッコイイのにカワイイって反則でしょ?



それに…
僕の事わかっていたんだ
こんなに酔っ払ってるのに…ヤバすぎる



『好き』だって



多分、僕のファンだっていう意味だと思ったけど
でも今は僕に都合のいいように取っちゃおうと思った



「良かった~じゃあ僕ん家行こう!」



善は急げ!



僕はユノヒョンのコートとバッグを左手に抱えて
そして一番大事なユノを右手で抱えて立ち上がった



マスターに『支払い後で!ごめん!』と言いながら急いで表に出て、運良く通りかかったタクシーをつかまえた



僕に抱えられながらも
『なんで置いてくかな~ホントに』とか
『あいつらホント最低だよ~』とか
しきりに文句を言う



それなのに
僕にお持ち帰りされてる事には何も言わない彼



普段こんな見た目の割にネガティヴ思考の僕だけど、ユノヒョンに関しては嘘みたいにポジティブになってる



僕の事、嫌いじゃないんだよね?
僕、もう止められないよ



ユノが欲しいんだ



僕を抱いてくれるよね
ひと夜の恋でも何でもいい



もう離さないから






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耽溺 5
2015-12-29 Tue 18:00


このお話はフィクションです

二人のキャラが若干崩壊しています
ご承知おきください




side MAX



僕は生まれて初めて
一目惚れをした



あの日
撮影後にスタッフと軽く飲んだ後
いつもの店に一人で寄った



僕がいつも通うこの店
僕が有名人だということは初めて行った時にわかったみたいで



マスターは何も言わず他の客からわかりにくい奥の席に通してくれた



静かな店の雰囲気と
美味い酒にBARとは思えないくらいの美味い料理を出してくれて



僕のお気に入りになったこの店で
僕は彼に出会った



いつもの奥まった席に行く
もう一つの席に、彼は突っ伏していた



普段は二つとも空いている事が多いから
誰かが居るのが少し嫌だなと思ったけれど



酔っ払って寝てるみたいだし、まあいいかと思い僕が座ろうとした瞬間



その男は顔を上げた



びっくりするくらいの小さな顔は輪郭が美しく
その輪郭に一番似合うものを揃えたみたいに、きれいなパーツが並ぶ



彫刻刀で彫られたかのような切長の目には
またその輪郭にふさわしい黒曜石の瞳が配されて



すっと高い鼻が中央で印象付け
さらにその延長線上にくる上唇もシャープに纏まっている



そんな中で突然異彩を放つぽってりとした下唇が現れて



僕の目は釘付けになった



そんな彼に吸い寄せられるかのように近付く僕
仲間に置いていかれてしまったんだろうか、しきりに『覚えてろよ、あいつら…』という彼



いつもの自分からは想像出来ないけれど
気がついたら「一緒にいいかな?」と言って彼の横に腰掛けていた



店員に急いで水をもらう
声をかけたものの、彼はまだ虚ろな空間を彷徨っているようだった



何とかして彼に水を飲ませる
水を含むその唇と、水が運ばれる時に動く喉の動きから目が離せなかった



僕は
男でも女でも綺麗なものが好きだ



性的な意味でもその言葉通りで
男だろうが女だろうがその相手が美しくて僕が欲情すれば寝たいって思う



ただ、この男は
そんな単純な言葉では表現出来ない印象だった



水を含むふくよかな唇の艶
酔っていてちゃんと飲めずに、その唇から溢れる水…



そしてコップを持つ彼の
細いながらも節ばった長い指
手の甲に浮かぶ血管…



そのひとつひとつに僕は胸が疼き
そして身体が熱くなる感じがしたんだ



そう
この男に抱かれたいと思った



「寝たい」んじゃなくて
「抱かれたい」と思った



この男の唇が僕の身体を這って
この男の指が僕の身体を這うことを



欲している自分が居た



一目惚れも初めての経験だけど
抱かれたいなんて思ったのも初めてだ



いつになく僕は積極的になる



僕の問いかけに泥酔していながらもちゃんと答えてきて



彼の人柄なんだろうか、そんなところにも胸がときめく



僕と会話をしながら、顔をテーブルにちょこんと乗せて…水が入ったコップを指で弄る姿に堪らなくムラムラした



指の付け根にある黒子に目がいく
さっき水を飲む時に口元で主張していたそれと同じくらいエロティックに感じた



恋愛にはそんなに積極的ではない僕だったけど
この男だけは絶対に落とさなければならないという指令が、その時脳から下された



僕…決めた事は絶対に実行するタイプだから



どんなことをしても
絶対に…






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耽溺 4
2015-12-28 Mon 18:00


このお話はフィクションです

二人のキャラが若干崩壊しています
ご承知おきください




夜中に下着を洗うという屈辱的な経験



そのままシャワーを浴びて一応すっきりしたものの



結局その後、一睡も出来なかった



俺さ
なんだかんだ言いつつも
MAXの事、気になってるよな…



あの日確かに
俺は泥酔しながらも



雑誌とかで見るやつの雰囲気とは全然違った可愛い話し方にギャップを感じ、やつの会話に引き込まれたし



何よりも
かっこいいよなぁ…と雑誌を食い入るように見ていたあのMAXが



俺の目の前で、可愛く首を傾げながら
俺に笑いかけたんだ



はぁ…



忘れようったって
一週間やそこらじゃ消えないくらいのインパクトだもんな



無理に忘れようとしないで
時が忘れさせてくれる事を期待しよう



眠れないのにごろごろしてても何も変わらない



俺はそのまま起きて、昨日散々悪態をつきながら見てほったらかしにしていた、やつの映画をもう一度ちゃんと見直した



この目に、引き込まれるんだよな



こぼれそうな綺麗な茶色の瞳
きっとこんな目に見つめられたら、女なんかイチコロだろう



いいオンナも
より取り見取りだろうに
正真正銘のゲイなのかな…あいつ



いつの間にか彼の演技に引き込まれた俺は
エンディングですっかり泣いていた



ちくしょー
いい話だったな…そりゃ大ヒットしたわけだ
あいつも…ほんとかっこよかった



対する俺は
やつにフェ…された夢を見て
学生以来の屈辱的な経験をするなんてさ…



これでも俺目当てに買い物に来るオンナだっているんだ



ほとんど旦那に着せる服を買いに来るお金持ちマダムだけどな



はぁ……
ため息つくと幸せが逃げるっていうけど
俺から逃げていく幸せなんか、もうあるかよ…



ちぇっ…



警察行って、気分転換にその足で美容院でも行くかな



MAXのあんなふわっとした感じの
パーマにでもかけてみるかな



映画を見終わった俺は
DVDを抜き出し袋に戻して
身支度をしてコートを羽織る



今期もののうちのコートだ
今シーズン流行のミリタリーテイストで
深めのカーキ色が独特で気に入ってる



いつもはスーツを着ているから髪もセットしているけど、今日は休みだし美容院行くかもしれないから洗いざらしのままでいいか



玄関に備え付けている鏡で全身をチェックする



うちのショップは全身自社ブランド商品を着て出勤するのが決まりだから、出かける前にこの鏡で必ずチェックする習慣がついている



今日はコートこそうちのブランドだけれど
お気に入りのビンテージジーンズを履いている
そもそもこのコートは、このジーンズに合わせようと買ったんだ



こんな風に朝から出かけるっていうのも
新鮮で気持ちがいい



さて…
DVDも返したし警察に行くかな



さっきネットで調べて
落し物や遺失物全般をまとめているセンターがあるってわかったから、地下鉄でそこへ向かう



ソウル中心部から少し離れた警察署に遺失物センターはあった。そこに受付から連絡すると、警察官がわざわざ入口まで出てきた



〈チョン・ユンホさんですね?〉


『はい、そうです。免許証を紛失したと思うんですが、届いていませんか?』


〈ええ、あります〉


『本当ですか?あー良かった。じゃあ手続きして受け取って帰ります』


〈え、あっ、ちょっと待って頂けませんか?〉



警察官に案内されたのは、遺失物センターではなく応接室と書かれた部屋だった



???



よく分かんない状況に戸惑うも、警察官に詰め寄るほどの事でもないし



俺は言われるがままに
応接室のソファーに腰をおろした



なんで俺、失くした免許証取りに来ただけで
警察の応接室に座ってるんだろう
座らさせるだけじゃなく、婦人警官がお茶まで運んできた



なんだろう
ものすごい悪寒が走った



人間が生まれながらにして持っているという
自衛本能が察知させた何かが



すぐそこまで来ている気がした






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耽溺 3
2015-12-27 Sun 18:00


このお話はフィクションです

二人のキャラが若干崩壊しています
BL表現を含みます
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帰り道のコンビニで
つまみと酒を仕入れる



あの日以来…どこにいても
目に入ってくるあいつの姿が
やけに増えた気がして



いや、あいつの顔は
もともと何処にでもあったんだ
あれだけのスターだし、見ないほうがおかしい



さっき寄ったコンビニにだって
やつが表紙を飾った雑誌が並んでいたし



笑顔を見せるやつの顔から逃げるって所詮無理な話だ



っていうか…
俺の免許証どうしたんだろ



最近免許証を出す機会なんかなかったから
特に気にもしていなかったけれど
失くしたとなれば一大事だ



明日は幸い休みだし
朝一で警察に届けを出そう



つまみを口に運びながら
好みの甘いカクテルを飲み干す



それにしても
あの店で飲んだカクテル美味かったな



酒が得意じゃない俺の好みに合っていて
不思議な甘さが特徴的で
今まで飲んだ事のない味わいだった



はぁ…
今頃、あいつら楽しく飲んでるんだろうな



初めて行ったあの店の雰囲気が気に入って
また行こうって言ってたヒチョリヒョン



俺だってあのカクテル飲みたかったよ…



いつまでもウジウジしてたって仕方ない
借りてきたあいつの映画をプレイヤーにセットする



〈その愛、君と〉



「僕の気持ちはもうこんなに…」



そう言って、ヒロインの手を自分の胸に持っていくあいつ



はぁぁ?どの愛だって言うんだよ!
くっさいタイトルだな!
よくこんなタイトルで大ヒットをしたもんだ



「もう、こんなに…」



はぁぁ?どんなにだよ!!
何が!!こんなになったって言うんだ



「ユノの…こんなになっちゃった!じゃあいただきまぁす♡」



って言いながら俺のナニをぱっくんちょしたのは何処のどいつだぁぁ!!!



ハァハァ



いかん
こんなんじゃ、映画どころじゃねぇ



あいつに…咥えられた事を思い出して
情けなくもちょっと元気になってしまう俺の息子



どうなってるんだよ、ほんとに…
そんなにあいつのフェ…



って!!!もうイヤだぁぁ!!



俺は寝る!
あいつの映画なんか見ようとしたのが大きな間違いだった!!



俺は空になったカクテルの缶を放り投げて、そのままソファーに倒れこんだ






「ユノォ~僕のお口気持ちいい?」


「ほら!そのお口は嘘つきだけど、気持ちイイっていう印がこっちのお口からいっぱい出てるゥ」


「やっばい…ユノの見てただけで、僕のも…」






うわああああ



夢か?!夢だよな?!



真っ暗な部屋の中で
テレビに映る砂嵐だけが時を進めていた



MAXめ…
俺の夢にまで進出してきやがった



腕時計に目を向ける
針は深夜3時を指していた



変な夢を見て
変な汗をかいたから



俺は寝ぼけながらもバスルームに向かう



帰ってきた時のままだった服を脱いでいく
お気に入りのパープル色のボクサーパンツに手をかけて、一気に目が覚めた



おい…ナンダコレハ



あいつに咥えられた夢を見て!!
俺ったら…夢せ……



助けてください神様
俺が何をしたって言うんですか



今まで、至極真っ当に生きてきました



反抗期に親に歯向かったくらいで
目上の人には礼を尽くし
弱き者には情を示すという精神で



俺は一生懸命生きてきました



美味しすぎるカクテルに少しだけいい気分になって酔っ払って



あの男に声をかけられただけで



こんなに情け無い事になるなんて…



おのれシム・チャンミンめ
俺は!!絶対にお前を許さねえ



明日からは…って日付変わってるから、今日からは、だな!



会う人会う人みんなに
『知ってます?チャンミンってゲイらしいですよぉ!!』って言ってやる!!



俺の職場にいる熱狂的なお前のペンにも言ってやるからな!!



そんな決意をしつつ
深夜3時に汚れた下着を洗う自分の姿に
なんだか涙が出そうだった





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耽溺 2
2015-12-26 Sat 18:00


このお話はフィクションです

二人のキャラが若干崩壊しています
BL表現を含みます
ご注意ください





あの夜起きたことを
俺の中では〈なかった事〉にしていたんだ



だってそうだろ?
朝起きたら、でっかいベッドで全裸で寝ててさ



その横にきれいな女が寝てるんだったらともかく
あの〈見覚えのあるいいオトコ〉が寝てたんだ



しかも



その…ヤツと…えーっと…



キスなんかしちゃってさ!!



「ヤバい…僕、ユノのキスだけでこんなになっちゃった」



なんて言われて!!!



俺らの給料じゃあとても買えないような一流の服を着て、ただ壁に手を添えて立つだけで



この世の物とは思えないくらいカッコイイオトコが



反り返る勢いに勃ち上がった自分のアレを俺に握らせて…



「ぁッ…気持ちイイ」
なんて恍惚の表情を浮かべたりしたんだぞ?



…って
うわあああああ!!!



なかった事にしてるって言うのに、なんでわざわざ思い出しちゃってんだよ、俺ったら!!



それもこれも



あの夜散々酒を飲ませた挙句
酔っ払った俺をBARに置いていったあいつらのせいだ



次に会った時にはタダじゃおかねえ!と思っていたものの『おまえらのせいで!!』と詰め寄ったとして



まさかおいていかれたせいで、あのMAXと一夜の過ちを犯したかもしれないなんて…



絶対言えない!!



ヒチョリヒョンなんか、この上ないネタを仕入れたとばかりにウキウキしながら



《んで、どうだった?いいオトコはあっちの方も良かったか?!いやぁ、お前がオトコを抱くなんて最高だぜ!》



なんて言うだろうし



ドンへに至っては、俺がオトコとヤっただなんて聞いたらそのまま卒倒するかも知れない



結局俺は
あの晩の直接的原因を招いた薄情な二人に詰め寄ることもできず、悶々と一週間を過ごしたんだ



こんな日は、家で悲しくDVDでも見ながら一人酒でもしよう…



おいてけぼりをくらった俺は、店の戸締りを済ませ、レンタルショップに向かった



レンタルショップに入って早々、デカデカとしたあいつのポスターに出迎えられる。この前やつが出て大ヒットした映画のレンタルが開始されたらしい



ちぇっ…
いい女を抱きしめながら気取りやがって…



「ユノの大きいからコレ僕の中に入るかな♡」



とか言ってウットリしながら
俺のナニを扱いてたくせに!!



うぎゃぁぁ!



もう勘弁してくれよ
泥酔してたってのに、どうして一字一句鮮明に覚えてんだよ…



俺はそのポスターを破きそうになりつつも、辛うじて大人の精神力で乗り切った



はあ…
こんな気分の時は、エロビデオでも借りてやろう!ほんとイライラする!!



って、おぉぉい!
何で俺ったらゲイビデオ手に取ってんだよ!!



もう嫌だ…



仕方ない
この際、思い切ってやつの映画を見て
荒療治するのもいいかも知れないな



俺はたった一枚だけ残っていたDVDを手に取ってレジに向かった



〈お客様、更新期間を過ぎていますので手続きして頂いてからのレンタルになりますね〉



店員に言われて、用紙に記入する



〈免許証か識別カードの確認をさせていただきます〉



『あ、はい……アレ?免許証……』



いつも入れていた場所に免許証ない
どこかで失くした?いや、免許証出す機会なんてここのところなかったよな



仕方なく識別カードを渡して手続きし、俺はあいつの映画を借りて帰った






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耽溺 1
2015-12-25 Fri 18:00


このお話はフィクションです



このお話は短篇で書きましたお話の続編になります。よろしければそちらを先にご覧くださいませ

悔恨 (前・中・後篇)




耽溺…



それは一つのことに夢中になって他のことを顧みず、不健全な遊びに溺れる様をいう



俺は
溺れたのか?溺れさせられたのか?



全ては
あの夜から始まっていたんだ…



-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*



〈ユノヤ~お前も今日行くだろ?〉



レジを締めながら俺に聞いてきたのは、俺の同期であり親友のイ・ドンへ



《行かねぇよ、コイツ。この間の事がトラウマになってて、酒やめてんだって》



最後の客への接客に使った服を元に戻しながら、そう返したのは俺の先輩でありこの店の店長をしているキム・ヒチョル



ソウル市内で多くのブランドショップが立ち並ぶエリアの一角にある、有名な紳士服ブランドの路面店



有名な俳優やモデルにも愛用者が多いアパレルブランドで、デパートやファッション複合店にも出店しているが、この路面店が一号店になる



俺はチョン・ユンホ。29歳、独身、彼女無し



うちのブランドはショップ店員のルックスも重要な採用条件になっているから



それをクリアして入社してるって事は、見た目もそこそこだと思うんだけど



自分でも不思議なくらい、女にモテない



それなりに付き合った彼女はいたけど、気づくと別れてるって感じで



仕事は楽しいしドンへやヒチョリヒョンと遊ぶのが楽しいから、彼女が居なくても特段困る事はないんだけどさ



って…
こんな事言ってるとまた嫌なこと思い出しちゃうからやめるわ



『当分お前らとは酒なんか飲みに行かねぇよ!!』



俺は投げやりに言うと、さっさと掃除道具を片付けた



《ほらな、ドンへ。今日は俺らだけでこの間の店行こう》



ヒョンはあっさりそう言うと
《鍵頼むな~》と手をヒラヒラさせてロッカールームに消えた



チクショー
俺だって美味いもん食べたいし、あの甘くて美味いしかったカクテル飲みたいのに…



んがぁぁぁ!!
お前らが俺を放置して行ったせいで!!
どんなひどい目に遭ったか知らねーだろ!!



クッソー!!



「その切れ長の目がたまんないね…ゾクゾクするよ」



「モテるでしょー?女が放っておくわけないもんなぁ」



「僕…マジでユノヒョンのこと好きになっちゃった」



いやぁぁ!!



忘れたいっていうのに!!
どうしてそういう記憶って消えないの?!



むしろより鮮明になっていくってどういうこと?!



俺はあの男によってインプットされた消えない記憶と戦っていた



MAXこと、シム・チャンミン…



一流ファッション誌からモデルとしてデビューし
パリコレでは海外の有名ブランドのアジア人初の専属モデルとして名を轟かせた



俺もファッション業界で働いているし、やつのデビューしたファッション誌には、うちのブランドも衣装提供しているから



あいつの顔は必然的に目に入った



9頭身はあろうかというスタイルで
この国には珍しく目鼻立ちがはっきりした顔で



ヒチョリヒョンもドンへもパッチリ二重の目をしてるけれど



その2人よりも大きな印象的な目をしてて
男の俺でも見惚れる様なルックスをしていた



自分の顔と対照的な彼の雰囲気に興味があってMAXが載ってるファッション誌は、毎月全部買って見るくらいファンだったんだ



そう
あの…忌まわしい夜までは






今回も、Ali様にタイトル画及びバナーを作成して頂きました。いつもありがとうございます♡

Ali様のブログはこちらです

↓ ↓ ↓
ホミンを愛でるAliの小部屋



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新作のご案内とお知らせ
2015-12-25 Fri 15:00



親愛なる皆様


いつもこのようなところにお運び頂き
本当にありがとうございます


また、温かい励ましのお言葉や拍手、そしてランキングでの応援を頂いて、大変嬉しく思っております


心より御礼申し上げます




〈新作のご案内〉


本日より新しいお話を掲載させて頂きます


以前短篇で書きましたお話の続きとなっております


悔恨 《前・中・後》


よろしければ、合わせてご覧頂けると幸いでございます


内容はパラレル、カップルはホミンです




拙い内容かと思いますが、お付き合いいただけると嬉しいです


どうぞよろしくお願いいたします




〈年内の更新につきまして〉


時間を見つけて作成しておりますが、諸事情により連日の更新が出来ない事もあると思います


その際は
「ゆんちゃすみ、けっこうリア充じゃん」
と平にご容赦頂ければ幸いです




年末年始の折、皆様にも何かとお忙しいことと存じますがくれぐれもお身体をご自愛ください




ゆんちゃすみ



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追憶《聖夜編》
2015-12-24 Thu 18:00


ユノのキャラが崩壊しています
ご了承ください




side Y



クリスマス~
クリスッマス~~
今年は俺、とっておきのプレゼント考えたんだ



誰にって…もちろん俺の最愛のチャンミンにだよ
わかりきってる事を聞くなって…ニャハハ



ビギもカシオペアも大事だけど…
今はごめん
俺ったら自分でもびっくりする位に



チャンミンを愛してるんだっ!!



俺の事を好きだって十分知ってるし
チャンミンのすべてはとっくに俺のモノになってるんだけど



ここのところのチャンミンってば…この俺ですら崩壊させる猛烈な可愛さなんだっっ!



とっくに崩壊してるって?!
俺を誰だと思ってんだ?
SMのダンスマシーン、アジアの旦那ユノユノだぞ!



そして可愛いチャンドラだけのヒョンでぇー
超大事なチャンミニのダーリンなんだっっ!!



ついついアツクなったら前置きが長くなったぜ…



というわけで、とっておきのプレゼントっていうのは、何を隠そう俺自身だ!!



……何この潮の引いた寂しい海辺的な雰囲気



まあいい



とにかく俺ったら、この日のためにこの間のステージで使った一式を無理言って仕入れてきたんだ





運んでくるのはすっげー恥ずかしかったけどな!!



部屋まで一緒に運んでくれたマネヒョンに〈この車何すんの?〉って当然聞かれたけど…何とか適当にごまかしたぜ



どっかの国のあやしい遊園地にでも居そうな安っぽいトナカイ着ぐるみは要らないって言ったのに、ご丁寧に一式入れてやがった…



さあて
肝心のチャンミンはというと…



「今日の撮影疲れた…ヒョン、僕先に寝てるかも」



出かけてくると言った俺を見送りながらそう言ったチャンミンは、予告通りにベッドで丸くなっていた



俺がわざわざチャンミンのために
美味いって評判のチキンを買いに行って来たっていうのに…



まあいい



とにかく自分の家に帰ると言ってたチャンミンを俺の家に連れてきただけで、まずは第一段階クリアだからな



いつものヒョンなら
『チャンミンの寝顔可愛い♡』
って額やら頰っぺたにキスするだけで、隣に潜り込んで一緒に寝るんだけど



今日はアンデ~~
だってクリスマスだからね



とっておきのプレゼント!!
わざわざ運んできたあの時の衣装に身を包んだチャンドラだけのユノヒョンを



プレゼントしちゃいま~す



よーし
着替えもバッチリだぜ



車の準備もOK!



やっぱりこの服にはこの靴下だな!
どうせ脱ぐから上に羽織るコートだけでいいと思ったけど…



それじゃあまるでバーバ◯ーマンそのものになっちゃうからな!ちゃんと中も着ておいた!



クリスマス~
クリスッマス~~



チャンドラの待つベッドルームに
ヒョンとユノユノ号が到着しました!



ガンッ



あれ…やべー
ドアに挟まったぞ!
車幅感覚ないな!俺ってやつは…



ヤダ全然動かない…



ガリガリガリッ



やべー!
無理矢理通ったらドアに傷つけちゃったよ
ま、いっか俺の部屋だし



チャンミナぁ♡
来ましたよ~~
ユノユノ号に乗ったヒョンの登場です!!



ミュージックスタート!!



♫坊や~お願いだ もうちょっと寝かせといて!頭が痛くてたまんない~



『チャンミナぁ~♡メリークリスマス!!』



「だあああああ!!!何ナニ?!」



『チャンミナ!だから、メリークリスマスだってば!!』



「………」



アレ?チャンミン?
おーーい?



チャンドラぁ??



飛び起きざまに俺の姿を見たチャンミンは
そのまま口をあんぐり開けて止まってしまった



『チャンミナぁ♡ハイ、チャンミナの大好きなヒョンをプレゼントしちゃいま~す』



「うがあああ!!あんたアホですか!もうちょっと寝かせといてって、そっちがだ!!」



しょんぼり…



チャンミン
怒っちゃったのぅ…



でも男チョン・ユンホはめげません!



チャンミンへ向かって
ダイブだー!



「がーーーやめろぉぉ!やめないか!バカヒョン!!……ちょっ……って



……ぁ♡んんんっ♡ぷハァ…」



今夜はたっぷりヒョンをプレゼントするね



チャンミナ
愛してるよ





Happy Merry Christmas !!


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